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 Firefoxの新版「Firefox 1.5」が11月30日に公開され、シェアを10%に伸ばす勢いでダウンロード数が増えている。Firefox 1.5の主な新機能はアップデート機能の向上、プライバシーデータの簡単な消去、ドラッグ・アンド・ドロップによるタブの並び替えなどだ。アップデート機能では、セキュリティパッチなどをバックグラウンドで自動的にダウンロードし、インストールの準備ができたことを知らせてくれる。また、今回から日本、韓国、台湾、中国においてYahoo!と新たにパートナーシップを締結。今まではスタートページ(起動して最初に表示されるページ)はGoogleの検索画面だったが、Firefox1.5ではYahoo!の画面になった。

 ここまでFirefoxがシェアを伸ばしてきた理由はInternet Explorer(IE)が持たないタブブラウズ機能などはもちろんだが、「IEに比べてセキュリティが高いと評価されている」(モジラ担当者)ことが大きかった。しかし、シェアが伸びれば伸びるほどセキュリティが脅かされるというジレンマもつきまとう。今後はFirefoxを狙ったウイルスなどが増える可能性も十分考えられる。

 長らくバージョンアップしていないIEも、2006年春には新バージョン7が公開される予定だ。IE7は、タブブラウズ機能やRSS機能など、Firefoxが備える機能も搭載する見込み。Firefoxが今後も順調にシェアを伸ばして、IEの最大のライバルとなるのか、IE7が巻き返しを図るのか。ブラウザーのシェア競争は今後も目が離せない。