PR

 NECは2月1日、水冷ユニットを内蔵したパソコン3機種に不具合が見つかったと発表した。対象機種は、2005年8、9月に発売した、店頭発売モデル「VALUESTAR X」(写真)と直販モデル「VALUESTAR G タイプX」「同タイプC」の全製品で、合計7500台。同社は対象製品のユーザーに対し、電話(0120-86-1462)で無償修理を受け付ける。

 対象製品を10~15℃と比較的低い温度で動作させると、きょう体内部からカタカタという異音が聞こえる。同社は年末商戦向けモデルにおいて、水冷ユニットの構造を従来製品から変更している。具体的には、冷却液を送り出す循環ポンプを従来の回転式からピストン式にした。この際、循環ポンプの内部にあるゴム製の弁がポンプの駆動装置に接触することで音が発生する。低温でゴムが硬くなっている状態でのみ起こる現象で、電源を投入してきょう体内部の温度が上昇すると音は収まる。なお、「水冷機構の動作自体には問題なく、そのまま使い続けてもパソコンに重大な障害が起こることはない」(NEC)としている。このほか今回の対象製品は、PCIバスにも不具合がある。PCIバスに12Vの電源が供給されていないため、12V動作のPCIカードを挿しても動作しない。3.3V動作や5V動作のPCIカードは問題なく使用可能。