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 ドコモ・システムズは2月28日、「トルカ」と呼ぶ電子情報に対応したリーダー/ライター「RaCupo(ラクーポ)」の発売を開始した。「トルカ」は、NTTドコモのおサイフケータイで扱えるクーポンなどの電子情報のこと。レストランなどがRaCupoを設置すれば、顧客はそのレストランの割引情報やキャンペーン情報などを、簡単におサイフケータイに取り込むことができる。

 NTTドコモの関連会社が、トルカのリーダー/ライターを提供するのはこれが初めて。特徴は、トルカのデータを編集するための携帯用ツールを用意し、携帯上でトルカデータを作り、それを直接リーダー/ライターに書き込めるようにしたことである。

 これまで使われていたサードパーティー製のリーダー/ライターだと、パソコンでトルカデータを編集。パソコンとリーダー/ライターをケーブルでつないで、リーダー/ライターに書き込む必要があった。


編集作業は携帯上でテキストを打ち込むだけ

「ToruCa書込」で編集したデータを転送する

 RaCupoは、第三者の勝手なデータ書き換えを防ぐ仕組みも持つ。RaCupoに「CPID」という32ケタのユニークIDを割り振り、同じCPIDを持つ編集ツールで作ったトルカデータしか受け付けない。

 RaCupoの推定実勢価格は6万円前後。対応するおサイフケータイは2月28日時点で、N902i、P902i、SH902i、F902i、D902iの5機種。

携帯電話に取り込まれるトルカのイメージ

 今後は、RaCupoに携帯電話をかざすだけで、モバイルサイトにアクセスできる機能を4月に追加する予定。この機能は他の携帯電話会社の携帯電話でも利用できるようになる見込みである。さらに、タクシー内での利用などを考慮し、バッテリーで駆動できるタイプのリーダー/ライターの開発も視野に入れているという。

 すでに発売前から200台以上の受注があり、2007年度末までに3000台の販売を見込む。現在はドコモ・システムズからの直接購入が主体。今後はドコモショップでも販売していきたいという。

【3月1日訂正】
文中にある「おさいふケータイ」は「おサイフケータイ」の記述間違いでした。また、サードパーティ製のリーダー/ライターでは、パソコンで編集したトルカデータはケーブルでリーダー/ライターに接続して書き込む方法が一般的です。お詫びして訂正いたします。本文はすでに修正済みです。