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 財団法人コンピュータ教育開発センターは3月3日、「Eスクエア・エボリューション成果発表会」を開催した。Eスクエア・エボリューションは教育現場におけるIT活用を調査したり、実際に教育現場でITを駆使した授業を実験的に実践し、その成果の普及を図る経済産業省の委託事業。今回の成果発表会では実際に全国から教員が集まり、自らが行った実践事例や研究成果を発表した。

 例えば愛知県小牧市立光ヶ丘中学校はタブレットPCを利用した授業の流れを披露(写真1)。データを保存してあるパソコンとタブレットPCを無線LANで接続し、専用ソフトを使って遠隔操作するデモを行った。教材には、東京書籍の英語教科書「NEW HORIZON」を内容そのままに発音などの音声とともに収録したソフトウエアを使用。プロジェクターでスクリーンに教科書を映し出し、タブレットPC上でペン操作する。教科書の英文をそのままプロジェクターに投影して遠隔指導できるので、教師は生徒と黒板の間を行き来することなく、生徒の間にいながらにして指導ができる。

 そのほかにも情報システムなどを提供する内田洋行は、スクリーンを用意しなくても既存の黒板やホワイトボードにパソコン上のコンテンツを投影して電子的な黒板として利用できる製品を紹介(写真2)。「インタラクティブユニット」と呼ばれる15センチ四方ほどの機材を黒板に取り付け、PowerPointなどで作成した資料を黒板上にプロジェクターで投影。「マウスペン」と呼ばれる専用のペンで黒板に文字などを入力する。インタラクティブユニットでペン入力の位置情報を読み取り、どこに何が書かれたかを認識させている。このほか、図を部分的に拡大したり、ペン動作の録画も可能。マウスペンで書いた情報をそのままパソコンに保存できる。

 Eスクエア・エボリューション成果発表会は3月4日まで東京ファッションタウンビルで開催される。