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 キヤノンは3月7日、「IXY DIGITAL」「PowerShot」シリーズのコンパクトデジタルカメラ7機種の新製品を発表した。3月16日より順次発売開始する。今回の機種ではISO800相当の高感度撮影が可能になった(PowerShot A430を除く)ほか、背面液晶の大型化などが図られた。

 最も注目される機種は、IXYシリーズで初めて光学式の手ぶれ防止機能を搭載した「IXY DIGITAL 800 IS」。市場では手ぶれ防止機能付きのデジカメに人気が集中しており、同シリーズの対応が市場に与えるインパクトは大きそうだ。従来機(PowerShot S2 IS)の手ぶれ防止機能に比べると、手ぶれ信号処理やレンズ駆動に用いるICのワンチップ化により実装面積は約2分の1に減少。また、機構改良で手ぶれ防止ユニットを約4分の1の容積に小型化するなどして、IXYシリーズへの搭載を可能にした。ISO800相当の高感度撮影機能との組み合わせで、三脚なしでの夜間撮影も可能になるとしている。価格はオープンで推定実売価格は約5万円。

 国内のデジカメ市場規模は横ばい状態にあり、2006年の出荷台数は前年より約16万台少ない828万台(うちコンパクトデジカメは761万台)となる見通し。キヤノンでは今回の新製品投入でシェア25%を目指すという。また2006年の全世界でのコンパクトデジカメ市場は8500万台を見込んでおり、その20%となる1700万台の出荷を目標にする。