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 シーゲイトは2006年4月27日、垂直磁気記録方式を採用した750GBの3.5インチ型ハードディスク(HDD)「Barracuda 7200.10」シリーズを発表、出荷を開始した。3.5インチのディスクを採用した垂直磁気方式のHDDを商用化したのは世界で初めてになる。

 「Barracuda 7200.10」シリーズでは、記録容量が約188GBのディスクを4枚搭載することで最大容量750GBを実現。1平方インチあたりの記録容量は130ギガビット。現行製品の長手記録方式を採用した「Barracuda 7200.9」シリーズに比べ、50%の容量アップを実現した。回転速度は7200回転/分。インタフェースとして、パラレルATAを備えたものとシリアルATAを備えたものがある。

 今回の「Barracuda 7200.10」シリーズでは「Adaptive Fly Height」と「Clean Sweep」という新しい技術も搭載。「Adaptive Fly Height」はHDDの読み書きを行うヘッドとディスクとの距離を適度な高さに保つ技術。浮遊しているヘッドを一定の高さに保つことで読み書きの精度の向上が図れるという。「Clean Sweep」はHDDを起動した際に、ヘッドがディスク上に付着した不純物を取り除くことでパフォーマンスを向上させるというもの。
 日本シーゲイトの小林剛社長はかねてより「すべてのHDDで垂直磁気方式を採用する」としており、今後はさらに垂直磁気方式の採用が進みそうだ。