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 NTTドコモは2007年1月16日、携帯電話の低価格モデルの新製品「FOMA 703iシリーズ」8機種を発表した。折り畳み型で厚さ11.4mmの端末を2機種投入するなど、きょう体の薄さのみに特徴を絞って春商戦に臨む。発売は「N703iD」が2007年1月26日、それ以外の7機種が同2月の予定(発表資料製品情報)。

 703iシリーズの8機種のうち、NEC製の「FOMA N703iμ」とパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「同 P703iμ」の2機種は、きょう体の厚さを11.4mmとした。両社とも「折り畳み型でW-CDMA方式の第3世代携帯電話(3G)端末としては世界最薄」としている。また、三菱電機製の「同 D703i」は折り畳まないタイプの機種で、厚さは9.9mm。三菱電機は「日本国内のストレート型3G端末で最薄」とする。

 富士通製の「同 F703i」は、日本工業規格(JIS)に基づくIPX7等級の防滴性能を確保しつつ、厚さを17.9mmとした。「従来の防滴端末はアウトドア用途に向けたきょう体デザインのものが多かったが、F703iはお風呂やキッチンといった場所で使うことを想定している」(NTTドコモ プロダクト部 担当部長の森健一氏)。

 703iシリーズの8機種中7機種で音楽再生機能を備え、5機種で非接触型ICカード機能「おサイフケータイ」を内蔵するなど、機能は強化しているものの、NTTドコモの新機種発表では通例となっている、目立った新機能や新サービスの投入が今回はなかった。今回の春商戦では、端末の薄さなど外観上の特徴に焦点を絞り、ユーザーへの訴求を図っていく方針だ。

 703iシリーズのほか、液晶ディスプレイを2画面にした端末「同 D800iDS」を2007年2月に発売する。任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」と同様に、きょう体上部ときょう体下部に液晶ディスプレイを1面ずつ配置。きょう体下部側の液晶ディスプレイはタッチパネル付きで、画面に表示される機能ボタンやテンキーなどを押して操作する。このほか、携帯機器向け地上デジタル放送「ワンセグ」の受信機能を備えた端末「同 SO903iTV」を開発中であることを明らかにした。3型横長液晶ディスプレイを内蔵した製品で、2007年6月に発売する予定。