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 2007年1月17日、松下電器産業はWindows Vistaを搭載する新しい「Let's note」シリーズ4機種12モデルを発表した。各シリーズは現行のラインアップを引き続き踏襲、「R6」「T5」「W5」「Y5」の4シリーズとなる。発売はT5、W5、Y5の3シリーズについては1月30日から、R6シリーズについては3月8日からとなる。

 冒頭のあいさつに立った松下電器産業 パナソニックAVCネットワーク社システム事業グループ ITプロダクツ事業部長の高木俊幸氏は、Let's noteの歴史を振り返りながら「ビジネスモバイル向けは軽量、長時間、ワイヤレスによりますます発展していく。どこでも使えるというモバイルPCのニーズは今後も広がっていくだろう」と述べ、今後もコンセプトを維持した製品を出し続けていくことを示した。

 また今後の製品については「1996年にLet's noteを開発して以来、10年かけて培ってきたノウハウがある。軽量化と長時間駆動のように、相反する要素の組み合わせを可能にする技術力を持っており、今後もすべての商品を自分達で開発し生産していく」と語り、開発と製造を自ら行ってきた製品に対する自信を見せた。

 Let's noteの4シリーズのうち、きょう体を一新したのは「R6」シリーズ。開発を担当したテクノロジーセンター ハード設計第一チーム主任技師の星野央行氏は、新しく開発したR6の改良点について説明した。今回の製品はLet's noteの第三世代に当たり、重量は先代R5の999gから930gへと軽量化し、動作時76cmからの落下試験もクリア、堅牢性がさらに改善しているという。

 また、R5のCPUはインテルのCore Soloだったが、R6ではインテルと協力し、デュアルコアCPUであるCore Duoを採用した。それによって処理速度を向上させることができたが、その一方で消費電力は増加してしまう。そこで、省電力化のため液晶のバックライトにはLEDを採用したり、きめ細かい工夫を施すことによって、約8時間のバッテリーの駆動時間を実現している。ただし、前モデルのR5シリーズではバッテリー駆動時間は11時間だったので、3時間ほど短くなっている。

 キーボード部分については、従来Y5シリーズのみに採用していた全面防滴をR6でも実現。水がこぼれても本体に浸水しないようキーボード下部に防水シートを敷き詰め、内部へ水が侵入しにくい構造となっている。

 ほかのシリーズを含めた主な変更点としては、全シリーズで企業向けのWindows Vista Businessを搭載したこと、全シリーズでCPUにインテルのCore Duoを搭載し、処理速度の向上を図ったことなどが挙げられる。一方、従来モデルの良い部分も継承している。例えば、R6、T5、W5については冷却ファンを搭載しないファンレス設計を維持し、静音性を高めている。

 新機種の説明後、きょう体を一新したR6シリーズのキーボードに水をかけたり、高さ76cmから落下させたりしても、問題なく動作し続けている様子などを実演した。

きょう体を一新したR6シリーズ
水をこぼしている実験と、高さ76cmから落とした実験の動画