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 情報処理推進機構(IPA)は2007年7月3日、2007年6月の「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況」を公表した。

 これによると、IPAへ6月に寄せられた相談で多く見受けられたのが、USBメモリーをパソコンに接続したらウイルス対策ソフトがウイルスを検知したというものだった。5月と6月のウイルス発生状況を見ても、USBメモリーなどの外部記憶媒体を媒介して感染するウイルスが複数出現しているという。

 USBメモリーなどの外部記憶媒体に感染するウイルスは、外部記憶媒体などに自分自身をコピーするとともに、パソコンに挿入された際にウイルスを自動実行するよう、Autorun.infを外部記憶媒体に作成するものがある。

 対策は、ウイルス対策ソフトの定義ファイルを最新の状態にしておくことや、Windows Updateなどでセキュリティパッチをきちんと適用しておくこと。加えて、USBメモリーをパソコンに挿入してもウイルスが自動実行されないよう、外部記憶装置の自動実行を無効にしておいたり、挿入したらウイルスチェックを実行したりすることも有効である。

 また、2007年6月に寄せられた、ウイルスなどの届け出件数などを公表した。ウイルスを発見したという届け出件数は2898件で、5月の3383件と比べて14.3%減少した。ウイルス発見総数は約50万個。これは5月の約77万個から35.5%減少した。

 同時に公表した2007年上半期のウイルスの届け出状況によると、2004年下半期をピークに届け出件数は減少傾向にあるという。