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 Excelの「罫線」機能では、セルの外側に罫線を引くことができる。「セルの書式設定」ダイアログボックスを使えばセルの内部に罫線を引くこともできるが、指定できるのは斜め罫線だけだ。セルの内部に縦線や横線を引くことはできないだろうか。

 結論を言うと、セルの内部に罫線を引くことはできない。しかし、罫線が引かれているように見せることはできる。オートシェイプの「直線」を利用するのだ。

 「図形描画」ツールバーが表示されていない場合は「標準」ツールバーの「図形描画」ボタンをクリックする(図1)。次に「直線」ボタンをクリックしてから、ワークシートをドラッグして直線を配置する。このとき、セルの中間に直線を引くにはコツが必要だ。

(1)「図形描画」ツールバーの「直線」ボタンをクリックする。
(2)セルポインタの十時がセルの枠線と重なる位置にマウスを移動する(図2)。
(3)マウスのボタンを押し下げたら、ShiftキーとAltキー(MacはCommandキー)を同時に押す。
(4)直線を引きたい方向にマウスを移動すると、セルの中間に直線が引かれる(図3)。

 直線を配置するときにShiftキーを押すと、直線は一定の角度に沿って引かれる。マウスを移動する方向が多少ずれても、正確な直線が引かれるのだ。また、Altキーを押すとセルの枠線に沿って配置することができる。2つのキーを同時に押すことで、直線をセル単位に引くことができるのだ。

 さらに微妙な位置にこだわるときは、ワークシートの倍率を変更しよう。表示が大きくなれば位置の指定もラクになる。なお、ツールバーの「ズーム」ボタンでは最大「200%」の倍率しか選択できないが、直接数値を入力することで400%まで拡大表示することが可能だ(図4、5)。

図1 「図形描画」ツールバーの「直線」ボタン


図2 直線を引きたい位置にマウスポインタを移動する


図3 ShiftキーとAltキーを押しながらマウスをドラッグするのがコツ


図4 直接数値を入力することで400%まで拡大表示することができる


図5 ワークシートの表示倍率を大きくすれば、直線の微妙な位置調整もしやすい