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 MS-IMEでは、単語登録や学習した内容が「ユーザー辞書」と呼ばれるファイルに保存される。標準のユーザー辞書はIME98が「msime98.dic」、IME2000が「imejpusr.dic」になっているが、特定の文書にしか使わない専門用語をこの標準のユーザー辞書に登録すると、誤変換の原因になったりしてやっかいだ。普段使わない専門用語は、別のユーザー辞書に登録しておこう。必要なときだけ、そのユーザー辞書に切り替えて利用できる。

 新しいユーザー辞書を作るときは、「辞書ツール」のダイアログボックスで「新規作成」ボタンをクリックし、ファイル名を指定すればいい。そこに必要な単語を登録すれば専門用語の辞書は出来上がりだ。

 ここでは、チーズとワインの名前を登録した辞書を作成した。後は「MS-IMEプロパティ」ダイアログボックスの「辞書/学習」パネルで、使用するユーザー辞書を指定すればOK。

 この機能の弱点は、専門用語の辞書を使っていると標準のユーザー辞書が使えなくなること。普段使っている単語登録も同時に使いたいときは、専門用語の辞書を「システム辞書」にするといい。詳しくは次のテクニックを参照してほしい。

図1 IMEツールバーの「プロパティ」ボタンをクリックし、「辞書/学習」パネルを開く。「辞書ツール」ボタンをクリックする

図2 現在使っているユーザー辞書の内容が一覧表示される。新しいユーザー辞書を作るので「新規作成」ボタンをクリックする

図3 「ファイル名」に新しいユーザー辞書名を入力し、「開く」ボタンをクリックする。ここでは「cheese.dic」とした

図4 新しいユーザー辞書が作成されたら、必要な単語登録行う。ここでは「ツール」→「テキストファイルからの登録」を実行して、単語をまとめて登録した

図5 ウィンドウを閉じて「辞書/学習」パネルに戻る。使用するユーザー辞書を切り替えるときは、ユーザー辞書の「辞書名」に新しいユーザー辞書名を入力する。ここでは「imejpusr.dic」を「cheese.dic」と書き換えた。「参照」ボタンをクリックしてファイルを選んでもいい