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 2006年のパソコン業界にとって、最大の話題は何か——。誰かにそう問われたら、こう答えればほぼ間違いない。Windows Vistaだよ、と。

 Windows Vistaは、マイクロソフトが2006年末までに出荷する見込みの新たなOSである。デスクトップ向けのWindowsがフルモデルチェンジするのは、2001年のWindows XP以来およそ5年ぶりだ。

【Windows Vistaのデスクトップ画面】

 現在は、開発途中のWindows Vistaが一部の開発者に試験的に公開されている段階。正式発売までに変更が加わる可能性があるとはいえ、おおよその姿はここから伺うことができる。今回の記事では、2006年2月にマイクロソフトが国内で開いた開発者会議「Microsoft DevelopersConference」で開発者と報道陣向けに配布した「December Community Technology Preview日本語版」を基に、Windows Vistaの主要な特徴を解説してみたい。

特徴は大きく3つ

 ではまず、Windows Vistaの基本情報について整理しておこう。Windows Vistaは、「Longhorn」という開発コード名で開発が続けられてきたOSである。現行の製品であるWindows XPの後継に当たる。

 Longhornの噂は、Windows XP発売直後から聞かれ始めていた。当初は2003年に発売予定との見通しも示されていたが、開発の遅れなどからたびたび開発計画やスケジュールが変更された。2006年の今年、ようやくお目見えしそうなのだ。

 Windows Vistaには、Windows XPと同様、企業向けと個人向けの製品が用意される。またユーザーの利用形態に応じて、さらにそれぞれを細分化した製品構成になる(関連記事)。

【Windowsの歴史(英語版の発売時期)】