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 コンピューターウイルスから身を守るために何をすべきなのか。遵守すべき対策は大きく3つある(下図)。

【とにかく、これだけは・・・】
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 1つは、ウイルス対策ソフト(以下対策ソフト)を導入すること。これは基本中の基本。対策ソフトをインストールすれば、実行するプログラムや開こうとするファイル、メールの添付ファイルにウイルスが含まれているかどうかをチェックしてくれる。ハードディスク内のすべてのファイルを検査し、感染の有無を確認することも可能。そもそも、対策ソフトなしでウイルスに対抗するのは不可能に近い。

 2つめは、セキュリティホールをこまめにふさぐこと。最近の主流は、セキュリティホールを突き、感染を広げるウイルス。対策ソフトをインストールしても、ウイルスを100%の確率で防げるわけではない(理由は後述)。

 最後の対策は、パソコンをインターネット上で“野ざらし”にしないこと。「野ざらし」とは、第三者がインターネット経由で簡単にアクセスできる状態を指す。インターネット上の機器に対して、無差別に攻撃を仕掛けるウイルスは数多い。野ざらしの状態だと、この無差別攻撃のえじきになる危険性がある。

 加えて「メールの添付ファイルを安易に開かない」という心がけも大切。メールに添付されるウイルスは相変わらず多い。上記の対策を講じても、少しでも怪しいと思える添付ファイルは開かない方がよい。

難しいことは考えない

 では、それぞれの対策方法について説明していこう。まずは対策ソフトの導入・活用について。

 現在、数多くの対策ソフトが販売されている。製品によって機能差はあるが、ウイルス検知に関してはどれも問題はない。指示通りにインストールすれば、パソコン上に常駐してウイルスを監視する。対策ソフトがパソコンにプリインストールされている場合は、パソコンに付属するマニュアルの「ウイルス対策」などの項目を読んで正しくセットアップしよう。

 対策ソフトは、設定をカスタマイズすることも可能。ただ、設定の意味を理解せずに変更するのは避けたい。逆に、危険な設定にしてしまう恐れがある。対策ソフトは、難しいことを考えずに、とにかく「使う」ことが重要だ。

メンテを忘れたら水の泡

 対策ソフトを利用するうえで注意すべき点は2つ。1つは定義ファイルを最新に保つこと。対策ソフトは、ウイルスに関する情報を記述した定義ファイルを使ってウイルスを検知する。新種のウイルスは次々に出現し、定義ファイルも毎週のように更新される。定義ファイルが古いと、対策ソフトを動かしていてもウイルスの侵入を見逃す危険性が高まってしまう。

 一般に、定義ファイルは対策ソフトをインストールした際に最新のものに更新され、初期設定の状態でその後も自動更新される。ただ、新種のウイルスが出現したときなどは、バージョンを手動で確認した方が無難。定義ファイルが自動更新されるまでに、新種のウイルスが侵入する危険性もある。