記事の芽
目次
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メーカーへの不信感が芽生える瞬間
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永年愛用していた自宅のFAXが故障し、新しい製品を購入することにしました。一般的な家庭用FAX電話機を購入してもよかったのですが、紙の書類をPDF化して保存したり、パソコンで作成した書類を印刷したりといった用途も考えていたことから、予算を若干積み増してFAX複合機を選ぶことにしました。
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タダだと思ったら、ウイルスだった
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インターネットでは、いろいろなものを無料で手に入れられます。テキストで書かれた情報だけではなく、さまざまな画像や動画を入手できます。自分の興味のある動画が「タダで見られます」と書いてあれば、ついついクリックしたくなるのが人情。 ただ、ご用心ください。調子に乗ってクリックしていると、覚えのない「請求…
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パソコン業界から脱皮する“アキバ”に思うこと
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高層商業ビル、お洒落なコーヒーショップ、アニメキャラクターに扮した一般人。最近は、秋葉原に足を運ぶたびに、街の変貌ぶりに驚かされます。10年前のパソコン一辺倒だった時期に比べると、実に多様化しています。それでいて活気が溢れ、“アキバ”が持つバイタリティの強さのようなものを感じます。
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すぐそこにある、「立体映像」の世界
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なぜか私は、子供のころから「古代エジプト」に心惹かれます。そんな興味から、現在東京・上野の国立科学博物館で開催中の展覧会「大英博物館ミイラと古代エジプト展」に行って参りました。この展覧会の最大の見所は、約20分間の3D映像。いわゆる「飛び出す映画」です。幅14メートルの巨大スクリーンに投射された3…
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急増する偽造品--デジカメが発火!
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唐突ですが問題です。Q1.この写真はデジタルカメラ用のバッテリーです。2種類の製品が写っています。片方が正規品、もう一方が偽造品です。偽造品はどちらでしょう。
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遅れてきたSNS初心者の「ちょっと怖かった話」
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海外でいくつかのサービスが登場して、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)が話題になり始めたのがちょうど5年ほど前。当時、仕事がらみの関係からお誘いも受けたりしましたが、妙にお付き合いが深くなるのも怖くて、ためらっているうちにうやむやにしてしまいました。mixiが人気を集めているのは知っていま…
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デジタルアーカイブに明るい兆し
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ようやく、コンテンツ振興のために著作権法が改正される方向となりました。これにより検索エンジンを国内に設置することができるようになります。現在、 Webサイトのキャッシュデータ(検索を高速化するために一時的に保存しておくためのデータ)を国内に持つことは著作権法上許されていません。このため、 Googl…
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デジカメの「顔認識」機能の次を読む
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カメラを人に向けると、自動的に顔を認識してピントを合わせてくれる「顔認識」機能。2006年末のデジタルカメラ売り場では顔認識機能をウリにした製品が並び、ユーザーの注目を浴びていました。
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もっと「ワクワク」したかった、CESでのゲイツ氏基調講演
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年明け早々、「2007 International CES」の取材で米ラスベガスに行ってきました。CES参加が初めての私にとって、出発前から最も楽しみにしていたのはマイクロソフトのビル・ゲイツ会長の基調講演。ゲイツ会長の基調講演と言えば、これまで最先端のパソコン技術や先進的なビジョンがいくつも示さ…
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みんなで作る公衆無線LANサービス「FON」のその後
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「FON」という公衆無線LANサービスがスペインから上陸して1カ月以上が経ちました(関連記事)。FONを簡単に説明すると、個人が自宅に設置した無線LANルーターを公衆無線LANのアクセスポイント(AP)としてみんなに使わせてあげよう、というサービス。既存の公衆無線LANサービスでは、サービス提供企…
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【年末年始特別企画】2007年パソコン大予想―ゲーム機編 DSは独走、据え置き型は明暗分かれる
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2006年のゲーム業界の主役は、何といっても社会現象にまでなっている任天堂の携帯ゲーム機「Nintendo DS」シリーズ。同社によると2006年10月時点で、出荷台数は約2700万台に達するといいます。最新モデルの「同Lite」は、発売から半年以上を経ていますが、大型販売店などではいまだに入荷し…
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【年末年始特別企画】2007年パソコン大予想―電子書籍編 再考・「電子書籍の時代」は訪れるのか
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2006年後半は、電子書籍についてのニュースが相次ぎました。凸版印刷や大日本印刷が電子書籍の取次事業に力を入れ始め、ヤフーも出版社と協力して無料漫画を配信、講談社などが共同出資する電子書籍事業運営会社のパブリッシングインクがi-modeなどへの本格的配信を決めたほか、NTTドコモは角川グループホー…
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【年末年始特別企画】2007年パソコン大予想―仮想メモリー編 Windows Vistaを“ブースト”させる、USBメモリーの底力
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2007年、私たちはパソコンが備えるUSBインタフェースに対して、「何か周辺機器をつなぐための存在」という従来の考え方を改めたほうがいいかもしれません。「ReadyBoost(レディーブースト)」の登場によって、新しい目的でUSBインタフェースを使うようになるからです。 ReadyBoostとは、…
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【年末年始特別企画】2007年パソコン大予想―プリンター編 脱パソコンで音声認識や文字認識の可能性も
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2006年のプリンター市場は、大きな転換期を迎えています。従来のような高画質という点だけでは、ユーザーを引きつけられない時代に入ってきているからです。 プリンターのここ数年の進化を見ていると、画質的にはよりきれいになってきているものの、一般のユーザーが見て、あっと驚くような変化はありません。画質は…
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【年末年始特別企画】2007年パソコン大予想―映像配信編 無料映像配信サービス vs.動画投稿共有サービスに注目
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映像配信サービスと動画投稿共有サービス。この似て非なる2つのサービスはまったく異なる成長を遂げてきました。 簡単に説明すると、映像配信サービスとは、映画やドラマといったコンテンツをインターネット経由で配信するというもの。パソコンで視聴するものもあれば、セットトップボックスを接続してテレビで視聴する…
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【年末年始特別企画】2007年パソコン大予想―携帯電話編 MNP後は一服、モバイルWiMAXの商用化に期待
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通信事業者3社による矢継ぎ早の新製品投入、ワンセグ端末や音楽ケータイの普及、NECと松下電器産業による携帯電話開発の合弁会社設立、ソフトバンクによるボーダフォン日本法人の買収劇と「予想外割」、そして携帯電話番号ポータビリティー(MNP)制度の開始――。2006年の携帯電話業界では大きなニュースが相…
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【年末年始特別企画】2007年パソコン大予想―無線LAN編 高速無線LANの登場に向けて電波の規制緩和が進む
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実効速度で100Mbpsを超えるといわれる次世代の無線LAN方式がIEEE802.11nです。現状で主流のIEEE802.11g方式では実行速度で20数Mbpsですから、単純に考えて、4~5倍も速くなることになります。11nで高速化を実現するために採用された技術が「MIMO(マイモ、multipl…
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【年末年始特別企画】2007年パソコン大予想―ウイルス編 ウイルス除去の新アプローチに期待
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「水面下ですべてが一変した年」--ある大手ソフトウエアベンダーのセキュリティ担当者が、2006年のウイルス被害状況を総括して口にした台詞です。曰く、「1年前の今頃はまだ牧歌的だった。表面上はあまり変わらないように見えるかもしれないけれど、現在は5倍くらい状況が悪化している気がする」と。
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【年末年始特別企画】2007年パソコン大予想―セキュリティ編 “ダブルパスワード”時代が本格到来
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フィッシング詐欺などによってIDやパスワードが盗まれる事件が増えているなか、米国ではIDとパスワードだけを使ったユーザー認証では不十分だとして、すべてのオンラインバンキングでID/パスワードに他の認証技術を加えるという動きが、2006年に広がりました。他の例に漏れず、この動きは国内にも波及すると思…
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【年末年始特別企画】2007年パソコン大予想―CPU編 3GHz超時代の再来で動作周波数競争が再燃か
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まずは図をご覧ください。これは主なインテル製CPUのロードマップ予測です。これによると、2007年前半は最新のデュアルコアCPU「Core 2 Duo」が市場の大半を占めることになります。同時に、マルチコアへの全面的な移行が本格的に進むでしょう。