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 海外からメールをやり取りするには、インターネットに接続するためのアクセスポイントが必要になります。ドコモAOLなど一部のISP(インターネット・サービス・プロバイダー)では、海外のアクセスポイントも国内と同様に追加料金なしで利用できますが、一般的には「海外ローミングサービス」を利用します。

 海外ローミングは、国内のISPが提携している海外のISPのアクセスポイントを利用できるサービスです。@niftyなどの大手ISPと契約していれば、海外のローミング業者のアクセスポイントを利用できます。料金は、最も一般的なダイヤルアップ接続の場合で、基本料金のほかに1分間5~20円の追加料金がかかります。

【海外からのネット接続方法一覧】

 米国など一部の地域ではブロードバンド対応のローミングサービスも増えていますが、アクセスポイントの数はまだ少ないのが現状です。そのため、ここでは@niftyのダイヤルアップ接続を例に説明しましょう。

 最初に、モジュラージャックや電源プラグなど、国ごとに形状の異なる機器についてISPのWebサイトで確認します。滞在先の規格が日本と異なる場合は、変換アダプターを購入する必要があります。

 次に無料で提供されているローミング専用ソフトをWebサイトからダウンロードし、海外ですぐに使用できるように設定しておきます。設定は簡単。ユーザーID、パスワードを入力し、滞在先のアクセスポイントをメニューから選ぶだけです。以上が完了したら、国際電話をかけて実際にネットにつながるかどうか接続テストをしてみましょう。

【ローミング専用ソフトの例】
ブロードバンド対応のローミング接続専用ソフト。米GRICコミュニケーションズの「MobileOffice」

【ダイヤルアップ接続を新規に作成】
手動で設定する時は「ネットワーク接続」で設定したダイヤルアップのプロパティで電話番号を入力する

 なお、専用ソフトを使わずに手動で接続設定ができる場合もあります。この際は、ISPのWebサイトに掲載された一覧表から、滞在先のアクセスポイントの電話番号を調べて、入力します

 ブロードバンドローミングを利用する場合は、Ethernetか無線LAN機能を備えたノートパソコンが必要です。ブロードバンド対応の専用ソフトを使えば、こちらも簡単に接続
設定ができます。料金はダイヤルアップより割高で、基本料金に加え1分間40円程度の追加料金がかかります。最近ではLAN接続サービスを提供しているホテルも増えています。この場合は、ホテルが地元のISPと契約しているため、ローミングを使わずにネットワークに接続するだけで利用できます。料金は1日単位の定額制が一般的ですが、短時間利用の場合は割高になります。

 Webメール中心の利用なら、インターネットカフェという選択肢もあります。地域によって大幅に店舗数が異なりますが、パソコンを持参しなくてもメールができます。