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 警察庁の発表によれば、ネットオークションでの詐欺が急増しているようです。2004年に都道府県警察のサイバー犯罪窓口などへ寄せられた相談件数は前年比2.3倍で、1万件を超えています。特に、代金を振り込んでも、品物が送られてこない事例が多いそうです。

 詐欺被害を完全に防ぐ方法は残念ながらありませんが、少しでも詐欺に遭う可能性を下げる対策を知っておきましょう。

 万一被害に遭った場合には、各オークションサービス事業者が保証制度を設けています。ただし、申請には必要な書類を準備するほか、警察への届け出、取引画面の保存など手間がかかります。さらに、「1ユーザーにつき年に1回しか補償しない」(ヤフー)など補償条件が厳しく、実際に補償額が支払われるまで数カ月単位の時間がかかります。

 オークション詐欺の手口には、「自転車操業詐欺」や「落札次点詐欺」などがあります。前者は、オークションの利用者評価制度を逆手に取った詐欺です。まず、納期を数週間以上先に設定したうえ、手元に商品がない状態で出品、落札者の入金後に商品を購入します。これを繰り返して評価を高め、最終的には扱う金額がある程度大きくなった段階で行方をくらますか、自己破産します。後者の場合は、惜しくも落札できなかったユーザーに、下のようなメールを送りつけてお金をだまし取ります。

【押さえておきたいチェックポイント】
落札する前後で、注意が必要なポイントがいくつかある。ベテランであっても油断は禁物だ