PR
 

 最近、パソコンのパフォーマンスを測定するベンチマークをいろいろと試しています。世の中にはいろいろなベンチマークプログラムがあるのですが、一番有名なのはフィンランドのFuturemarkが作っている「PCMark」でしょう。雑誌などで利用していることもあり、ご存じの方も多いのではないでしょうか。パソコンメーカーが測定用に購入しているケースも多いようです。(写真はフィンランドのFuturemarkのテロ サッキネン副社長、「今はWindows Vista用のベンチマークを作っている」と語る)

 PCMarkを実際に使ってみて、よく分からない点が出てきたので、開発メーカーにメールでいろいろと問い合わせをしました。こういった縁もあり、担当のテロ サッキネン副社長が来日した際に、お会いすることができました。サッキネン副社長いわく、今はWindows Vista用のベンチマークプログラムの作成中で、とても忙しいそうです。

 サッキネン副社長の話で面白かったエピソードを1つ。最近ではパソコン以上に、携帯電話メーカーからの問い合わせが多くなっているそうです。携帯電話用のベンチマークプログラムを作るため、携帯電話用の動画を作成することが増えていると話してくれました。

 実際に、携帯用のベンチマークがどんなものなのか、いくつか見せてもらいました。パソコンと同じく、3次元表示のCGを駆使してパフォーマンスを測定します。実際に動いているのを見ると、改めて携帯電話のパワフルさに驚かされました。

 ただ、パソコン並みのCGを使うと、携帯電話の場合はバッテリーの容量がいくらあっても足りません。その点を質問すると、「携帯電話としてバランスが良くなるように、チップを増やしてパフォーマンスをアップすべきとか、減らして消費電力を減らすべきとアドバイスしている」とのこと。

 ベンチマークは「どれだけ高い性能を出せるかを測定する」だけでなく、バランスの良さを測定するためにも活用できるんですね−−改めて、ベンチマークの奥深さを実感しました。サッキネン副社長によると、携帯電話メーカーのコンサルタント業務が順調とのこと。ベンチマークがもたらすビジネスの広がりに感心した一日でした。