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 インテル製のCPUを搭載したMacintosh(以下、インテルマック)で、ついにWindowsが動くことになった。アップルコンピュータが4月から無償配布を開始した「Boot Camp アシスタント」(ベータ版)を使えば、Windows XPやそのアプリケーションがそのまま動く。Macintoshの標準OSであるMac OS Xの上でWindows XPをエミュレーションして動かすわけではなく、インテルマックのハードウエアの上でWindows XPが直接動く。

 今年初めからアップルがインテルマックを相次いで発表して以来、マニアの間では「Windowsがそのまま動くのではないか」という憶測が絶えなかった。CPUが同じになれば(従来はPowerPC)、Windowsパソコン(以下、PC)とのハード的な違いはわずか。チップセットなどもほとんど同じだから、ハードを制御するデバイスドライバーや起動システムがあれば動くはず……。

 Boot Campは、そんな憶測を具現化したようなツールだ。インテルマックのハードディスク(HDD)にWindows XPをインストールする領域を作り、周辺機器(有線/無線LAN、グラフィックス、サウンドなど)を駆動するWindows XP用のドライバーを提供し、Mac OS XとWindows XPを切り替えられる起動システムを用意する。

Windows XPは付属しない

 Boot Campを使うには、Mac OS Xバージョン10.4.6以降を搭載するインテルマックのほか、4月5日に公開された最新のファームウエア、10GBのHDD空き容量、USBキーボード/マウス、空のCDまたはDVD、そしてパッケージ版のWindows XP Home/Professional Edition(SP2適用済み)が必要となる。

 Windows XPはもちろん、OfficeなどのWindowsアプリケーションは付属しない。別途購入する必要がある。例えば、Windows XP Home Edition(約2万5000円)とOffice Personal Edition 2003(約4万円)を合わせると6万円もの出費。ゆえに、Windowsをメインに使うつもりなら最初からPCを買った方がいい。Boot Campはあくまでも「Macintoshが欲しいが、Windowsも動くならなおいい」という人向けだ。

XPパーティションを確保

 今回はインテルのCoreDuo(2.0GHz)を搭載する20型のiMacにBoot CampとWindows XP Professional Editionをインストールしてみた(下図)。

【iMacにWindows XPをインストール】

 Boot CampはアップルのWebサイトからダウンロードできる。それと一緒にこちらから最新のファームウエアを入手・適用しておく。