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 米アドビ システムズが開発したページ記述言語。テキストとグラフィックスの両方に対応し、プリンターなどの解像度に関係なく高品位で出力できる。DTPで利用するアプリケーションソフトやプリンター、高解像度のイメージセッターに採用され、事実上の業界標準となっている。

 PostScriptは、アプリケーション上で生成された文字や図形をベジェ曲線などのベクターデータに、画像をビットマップデータに変換する。そのデータは通常、出力装置側にあるPostScriptインタプリターで解釈され、プリンターやイメージセッターの解像度に合わせて出力される。

 現在レベル1と呼ばれている初代のPostScriptは1985年に発表された。1990年に発表されたレベル2では、カラーマネジメント機能や日本語などの2バイト文字に対応可能なコンポジットフォントなどの技術が追加された。1996年発表のレベル3に相当するPostScript 3では、印刷の品質と印刷速度を向上させ、世界中の言語環境で一律に扱えるPlanetReady Printing機能を搭載した。インターネット経由で先方のプリンターに印刷したり、HTMLファイルなどのインターネットのコンテンツをより高精度に印刷する機能などを充実させた。また、PostScriptをベースにしたファイル形式であるPDFを完全サポートした。