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 ウィルコムの新端末「W-ZERO3 [es]」のテスト機が編集部にやってきました。日経パソコン2006年8月14日号に、製品レビューを掲載する予定で、記事の参考にするために編集部にいた記者に触ってもらい感想を聞いてみました。

 

 評判が良かったのはキーボード。T記者は先日レビューした「Vaio type Uより打ちやすい」と断言しました。確かにtype Uよりキーが盛り上がっているので、一つひとつのキーを指先でしっかり認識できます。記号キーが省略されていたり、スペースキーが左に寄っていたりするなど、キー配列はかなり変わっていますが、慣れれば手探りでも打てそうな感じです。また、ATOKが内蔵されていて推測入力も含めて日本語変換がスムーズなことに好印象を受けた記者も多かったようです。

 あとはデザイン。初代W-ZERO3がPDAそのもののデザインだったのに対して、今回の機種は大きめの携帯電話のようなデザインになりました。S記者によると「電話をしていて恥ずかしくないかも」とのこと。ただし、キーボードのスライド部分がややガタガタする点(個体差かもしれません)を指摘する記者もいました。

 評価が高かった記者に購入するかどうかをたずねると、やはり価格面がネックになりました。ウィルコム定額プランとデータ定額を組み合わせて、ブラウザーやメールをフルに活用すると6700円/月(パソコンに接続しない場合)。端末の価格を合わせると11万200円/年。「さすがに1カ月に1万円弱の支払いとなると2台目の端末としてはちょっと考えてしまう」そうです。

 個人的に最も気になったのは、Webブラウザーを活用するには通信速度が遅いこと。もちろんWebサイトの画像を表示しないように設定すれば速くなりますが、それでも待ち時間はかなりあります。携帯電話のフルブラウザー程度まで速くなると出先で取り出してサクッと使えるのですが。

 パソコンと連携したスケジュール管理やフリーソフトの導入などは、これからテストしてみようと思います。(庵地 裕彦=日経パソコン)