PR

 新しい(ユーザーインタフェース)UI「リボン」の採用や、標準のファイルフォーマットがXML形式になったなど、大きな改革が行われたExcel 2007だが、実は細かい改良もたくさん搭載されている。注目の目玉機能ではないが、ユーザーにとってうれしい機能拡張を今回は紹介しよう。

ファイルを開く/保存を中止できる

 非常に大きなファイルを開くとき、ステータスバーに読み込みの進捗状況が表示される。Excel 2007ではそこに「中止するにはEscキーを押します」と書かれている。ブックを開く動作を途中で中止することができるようになったのだ。今までは、うっかり巨大なブックを開いてしまうと、たとえ過ちに気付いたとしても、開き終わるまで待たなければならなかった。そうした無駄な時間を浪費しないためにも、これはうれしい改良点だ。

図1 誤って巨大なブックを開いてしまっても、途中で中止できる

 もちろんブックを保存するときにも同様に、途中でEscキーを押せば保存作業を中止できる。

図2 ブックの保存も途中で中止が可能だ

 保存を途中で中止した場合は「ファイルを保存できませんでした」というメッセージが表示される。ユーザーが自ら中止したにせよ、データが保存されたかどうかは重要な問題だからだろう。

図3 保存が中止されたときにはメッセージが表示される

巨大な範囲の操作を中止できる

 Excelで時間のかかる操作はファイルの読み書きだけではない。巨大なセル範囲に対して書式を設定したり、すべてのセルに数式を入力したときなども相当の時間が必要になる。Excel 2007ではワークシートの範囲が16384列×1048576行に拡大されたので、ユーザーが巨大なセル範囲を操作する機会も増えるだろう。そうした"時間のかかる操作"をユーザーが停止できるように、2つの工夫が追加されている。