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 e文書法だの、ドキュメント管理システムだのと、何かと世の中は紙を使わない方向へと向かっています。でも、じっくり読むときは、やっぱり紙に打ち出したいと思うのが人情。そう考えてしまうのは、私だけでしょうか。

 そんな思いから、プリンターを専門に扱うページ「ビジネスプリンター徹底活用」を立ち上げました。印刷関連のトラブル解決法や、見栄えが良く機能的なドキュメントを作るのに役立つテンプレートを提供するページです。

 ただ、このページを立ち上げる際、一つの大きな問題に悩まされました。それは「オープン時の目玉企画をどうしよう?」ということです。

 熱い議論の末にたどり着いたのが、「ビデオで見るレーザープリンター新旧対決」。とにかく「映像」を売りにしようと考えたのです。

 コンセプトは、「新しいカラーレーザープリンターが古い機種と比べてどの程度速くなっているのかを、見て理解する」こと。そりゃ新しい方が速いに決まっていますが、どのくらい速くなったのかは実際に比較してみないと分かりません。ここで映像を活用するのです。

 メーカーに用意してもらった機種は、2006年1月に出荷開始した速さ自慢の機種と、6年前の2000年9月のモデル。この世界で6年前といえば、もう何だかはるか昔という感じ。パソコンでいえば、CPUがPentium IIIの700MHzとか800MHzといってたころです。それを考えると、いったいどんなビデオが撮れるのやら・・・。

 Webの特集記事なので、動画にまとめるといってもせいぜい時間は1分がいいところ。1分でどこまでできるかは、やってみなければ分かりません。まずは、2006年モデルで10枚を印刷して、最新機種の挙動を調べてみました。

 待つこと40秒。最新機種の印刷は終了しました。「なるほど最新機種ならこんなもんか」。個人的には、もう少し時間がかかると予想していたので、やや拍子抜け、というところ。

 「これなら1分以内の動画にまとめるのもむずかしくはなさそうだな」と、2000年の機種でも同様に印刷してみました。すると、愕然・・・。40秒をちょっと回ったあたりでようやく1枚目が印刷されて出てきました。2006年モデルの方が速いのは当たり前だから、これはこれでいいんじゃないかと思ったのですが、印刷が始まったところで映像が終わると、実際にどのくらいのスピード差があるのかはうまく伝えることができません。

 現場で大論争を繰り広げたあげく、印刷命令を送ってからプリンターが動き出すまでの待ち時間は早送りし、紙が排紙されている映像はリアルタイムで流すシナリオに急きょ変更。無事、撮影は終了し、動画ファイルもアップできました。

 見どころは、どうやって1分のムービーに詰め込んだか、というところ。手前味噌ですが、新旧機種の排紙ペースの違いがはっきりと分かる映像に仕上がったと思います。まだご覧になっていない方は、苦心の作をどうか一目だけでも見てやってくださいませ。