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このところ「Windows Genuine Advantage」(正規Windows推奨プログラム)が波紋を呼んでいる。セキュリティが脆弱なのだろうか。自分はWindows XPの本物のユーザーだと思っているが、本当はそうではないコピーを使っているユーザーを、マイクロソフトは切り捨て始めるのだろうか。

不正なOSを搭載して売られているシステムはたくさんある。そういうユーザーはインストールディスクを入手しておらず、自分のユーザー認証番号がマイクロソフトから購入して得たものなのか、それとも番号を生成する何らかのプログラムで作られたものなのかを確かめる方法はまったくない。

Windows XPをインストールさせ、アクティベートさえ可能な番号を手に入れるプログラムは数多くあるが、それらが生成するのはニセの番号だ。

インターネットはこの問題で議論沸騰している。だが私は、真相と思える情報はあまり目にしていない。マイクロソフトは、ばかではない。同社はわけもなくたくさんの敵を作ったりはしないし、少なくとも私は、マイクロソフトはそんなことをしないと思う。

ビルの会長としての権限が大幅に縮小したので、マイクロソフトの新しい経営陣のことはまだよくわからない。ゲイツは卓抜したコンピューター技術と、すぐれたビジネス感覚の両方を兼ね備えた稀有な人物だ。

彼はAltair BASICの初期の時代から、自分の成果を盗み、自分に報酬を払わずにそれを売る著作権侵害者に憎悪を抱いていた。だが、これまで彼は、良識あるビジネスよりも著作権侵害対策を優先するようなことはさせなかった。

我々は今後に注目しなければならない。しかし私は、Windowsの本物のコピーを持っているすべての人に、インストールディスクとシリアル番号を捜して安全な場所に保管するよう助言したい。もうすぐそれが必要になるかもしれない。

一方、Linuxはどんどんよくなっている。私はXANDROSの最新のディストリビューションをデスクトップとサーバーの両方で動かしている。ミニーおばさん用としてインストールしようものなら、余分なメンテナンスをさせられる羽目になるだろうと今でも思っている。

しかしそれは、昔の経験から出る意見だと認めなければならない。ボブ・トンプソンがミニーおばさん用にインストールしたところ、文句の付けようもないほど円滑にできたと保証している。

SOHOの作業、これには言うまでもなく物書きの仕事も含むが、その大部分はLinuxとOpen Officeで処理できる。Open Officeは、サンマイクロシステムズのStar Officeのフリーウェア版である。どうしても金を払いたい人のために、Star Officeのサポートサービスは評価が高いことを付け加えておこう。

マイクロソフトがWindows Genuine Advantageを盾にとってあなたを排除した場合には、これらのプログラムのどちらかを使うことで複雑なMicrosoft Officeのファイルのほとんどを開いたり編集したりできる。

XANDROSはMicrosoft OSとの互換性がますます高まり、私が知っている他のどのLinuxディストリビューションよりも簡単で理解しやすい。そして間違いなく、十分いい。世界中がOffice 2007とVistaに移行したら、これも多少変わるかもしれない。だが、まだそうなってはいない。

マイクロソフトがWindows Genuine Advantageを強引に推進したら、Linuxにとって過去最大のチャンスになるだろう。