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 最近は動画配信サイトの数も増え、ビデオ・オン・デマンド(VOD)で視聴できるコンテンツも充実しつつあります。こうしたサイトの多くは、コンテンツを「ストリーミング」という方法で配信しています。ストリーミングで動画再生を開始するとWindows Media Player(WMP)などのプレーヤーソフトが起動します。WMPの場合は下図のように画像が映し出される前に「バッファ処理中42%」などと表示されます。

【読み込み完了後に再生が始まる】
ストリーミングの動画再生では、動画データの一部を読み込んだ時点で再生を開始する。その読み込み作業の進み具合を「バッファ処理中42%」などと表示する

 ストリーミングは動画を再生する際に、データファイルの一部を読み込んだ時点で再生を始めます。容量が大きい動画ファイルのすべてをダウンロードしなくても、再生できるのがストリーミングの特徴です。

 ストリーミングでは、プレーヤーの「再生」ボタンを押すと、動画ファイルの一部をバッファーメモリーというメモリーに蓄え始めます。そのバッファーメモリーにどれくらいの量のデータが蓄えられているかが、「バッファ処理中42%」などと表示されるのです。バッファーに100%蓄えられると再生が始まります。

 再生が始まった後も、引き続きデータをバッファーメモリーに蓄えながら同時に再生し続けます。しかし、コンテンツサーバーにアクセスが集中した場合や回線自体が混雑しているとどうなるでしょうか。再生が続く一方で、データのダウンロードのスピードは遅くなるため、バッファーメモリーに蓄えられるデータの量は減っていきます。ついにはバッファーメモリー内のデータが不足して、再生が止まってしまい、再びバッファー処理を開始するのです。

【ストリーミング再生の仕組み】
バッファーメモリーにデータが十分にあればスムーズに再生される。しかし、サーバーにアクセスが集中したり、回線が混雑すると、バッファーにデータが十分に蓄えられなくなる。その場合に、再度バッファー処理が完了するまで再生が止まってしまうことがある

 動画の再生中に頻繁にバッファー処理が行われる場合には、WMPの設定を変えてみるのも手です(下図)。

【バッファー値は調整できる】
Windows Media Player(WMP)では動画ファイルの何秒分をバッファーとして蓄えるかの設定ができる。WMPの「メニュー」から「ツール」→「オプション」と進み、「パフォーマンス」タブで設定

 バッファーメモリーに蓄えておくデータの量を初期設定より増やすのです。設定を10秒分くらいに変えてみましょう。そうすれば、バッファーメモリー内に蓄えておくデータ量が増え、バッファーメモリー内のデータが足りなくなることが少なくなります。ただし、この時間を長くすると、再生前や、もし再生途中でバッファー処理が開始された場合に、再生までの待ち時間が長くなるので注意が必要です。