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 1枚のスライドを前にして、スライドのどこに何を入れるのか。

 その配置案をあらかじめ決めておくのが「スライドレイアウト」。

 例えば、スライドの左半分に文字、右半分に写真を並べるなら、それなりのレイアウトを最初に選んでおく。すると、後から文字や写真の配置を整える手間が省けるのだ。

 しかし、「レイアウト? あまり気にしたことはない」という人も多いだろう。

 その原因のひとつは、「用意されているレイアウトの中に使いたいものが見つからない」ということがあるかもしれない。

 PowerPoint 2007では、スライドのどこに何を入れるのか、そのレイアウトを自由に作れるようになった。使いたいレイアウトさえあれば有効に使えるようになるはずだ。

 そこで、今回のテーマは、スライドレイアウトについて紹介する。

スライドレイアウトの数は減ったのか?

 スライドのレイアウトは、新しくスライドを追加するときに選べるほか、既存のスライドに適用することもできる(図1)。

 表示されるスライドのレイアウトは、従来の31種類に比べると減ったように見えるが、もちろん、単に減ってしまっただけではない。スライドのレイアウトを自分で作ることのできる機能が追加されているのだ。続いて紹介する。

図1 左は、新しくスライドを追加するところ。追加するスライドのレイアウトを選べる。右は、既存のスライドにレイアウトを適用しているところ

自由な配置はカスタムレイアウトで実現

 スライドのレイアウトは、「スライドマスタ表示」画面で追加する。

 図2は、新しくレイアウトを追加したところ。レイアウトにはわかりやすい名前をつけられる。ここでは、タイトルと文字、写真を4つ入れるレイアウトを作るので「タイトルとテキスト、4つの写真入り」という名前をつけた。

図2 マスタ画面でスライドレイアウトを追加したところ。追加したレイアウトには名前を付けられる

 レイアウトを追加したあとは、スライドのどこに何を表示するのかを指定する。ここでは、スライドの上部にタイトルの文字、左半分に箇条書きの文字、右半分に写真を4つ並べるレイアウトを作ってみた。

 何を入れるのかは、「プレースホルダの挿入」一覧からその種類を選べる。種類を選んだあとは、スライド内をドラッグしてその配置を指定すればよい(図3)。

 また、必要に応じて背景の色や文字の大きさなど書式を変更することも可能だ(図4)。

図3 レイアウトにプレースホルダを追加する。例えば、写真を入れる場合は「図」、グラフを入れるなら「グラフ」用のプレースホルダを選ぶ
図4 いくつかプレースホルダを追加したところ。プレースホルダの背景の色など書式も自由に設定できる