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 図形や文字をクルクル回したり、バウンドさせたり、といった派手なアニメーションはさておき…。

 聞き手を引きつける意味のあるアニメーション。例えば、「図形や文字を順番に表示して手順や概念の説明を進めていく」というようなものであれば、ぜひ利用したい。と思う人は多いだろう。

 しかし、アニメーションを設定するには、少なからず手間がかかる。

 「どのような動きをつけるのか」また、「動かす方向はどうするか」、さらに「動かす順番はどうするか」などを気にしながら操作を進め、ようやく一連の動きが完成するといった具合だ。

 それが、PowerPoint 2007では様子が違う。SmartArtの図や、グラフなどに対して複数のアニメーションをまとめて設定できるようになっている(図1、図2)。

 アニメーションの「お手軽セット」を簡単に利用できるイメージだ。

 今回のレビューでは、そんな、お手軽なアニメーションについて紹介していく。

図1 SmartArtで作成した図は、アニメーションをまとめて設定できる。例えば、Step1→Step4までの図形を順番に表示する動きなどは簡単に実現できる
図2 グラフに対しても、まとめてアニメーションを設定できる。棒グラフなら、同じ色の棒ごと順番に表示することなどができる

SmartArtにアニメーションをつける

 まずは、SmartArtで作った図にアニメーションをつけてみた。

 設定は簡単だ。図を選択して動きと表示する順番の組み合わせを選択するだけ(図3)。動きには、「フェード」「ワイプ」「スライドイン」といったシンプルなものが揃う。また、表示する順番は、選択している図によっても異なるが、図全体を同時に表示するか、図形をひとつずつ順番に表示するかを選べる。

 「フェード」は図形がじんわりと現れる動き、「ワイプ」は図形が隅の方から徐々に現れる動き、「スライドイン」は図形がスライドの外から入ってくるような動きだ。例えば、「ワイプ」の中の「個別」を選択すると、ステップ1からステップ4までの図形がひとつずつ順番に隅の方から表示される。

 設定できる動きは、決まってはいるが、いずれもビジネスの場で使うのに適したものばかりだ。この中から選んでおけば安心できる。

 ちなみに、各項目にマウスポインターを合わせると、アニメーションの設定イメージがスライド上に表示される。それを確認しながら選べば設定のやり直しは防げる。

図3 アニメーションの動きと表示する順番の組み合わせを選択する

 なお、設定したアニメーションの内容は、従来からある「アニメーションの設定」作業ウィンドウで確認できる(図4)。もちろん、動きや方向などを個別に変更することも可能だ。

図4 動きの向きや順番などを変更したい場合には、「アニメーションの設定」作業ウインドウを利用する