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しばらく対談が続きましたが、楽しんでいただけたでしょうか。

私は、大学の講義は休みになりましたので(と言っても教員に休み
はないのですが...)夏休みに子供たちがプログラミングを体験する
講習会に行ってきました。

今回ご紹介するのは名古屋市教育スポーツ振興事業団が主催した
夏の科学教室です。さまざまなテーマのひとつとして、今年はドリ
トルを使ったロボットカーが題材になりました。

当日の運営は小学校の先生2名とボランティア1名が担当し、近隣の
小学生20人くらいが集まっていました。

私と一緒に見学してくれたのは、金城学院大学の長谷川元洋先生と
愛知教育大学の鎌田敏之先生です。

教室の様子を紹介する前に、ロボットカーをプログラミングすること
の意味を少しだけ説明しておきましょう。コンピュータは私たちの生
活に深く関わっていて、これらがプログラムという「ソフトウェア」
で動いているのはご存知の通りです。

私たちはプログラムを作ってみることで、純粋に「楽しい!」という
喜びを味わうことができますが、実は同時に「コンピュータはこうい
う仕組みで動いていたのか!」という理解を深めることができます。

少しずつ違った形のプログラミングを作ることで、私たちは次の
3種類の仕組みを体験することができます。
(1)コンピュータの仕組み
(2)組み込み機器の仕組み
(3)インターネットの仕組み

コンピュータの仕組み(1)については、この連載のドリトルプログラ
ムで体験したような、「いつも遊んでいるゲームはこうやって動い
ているのか」という実感を持つことが大切です。「コンピュータは
いちいち命令してやらないと動かない」「コンピュータに間違いな
く命令してやるのは大変」ということがわかれば、大きな進歩です。
コンピュータはソフトウェア(プログラム)で動いています。動く手
順が定義され、それらが自動的に処理されているのですね。

組み込み機器の仕組み(2)は、「何のこと?」と思う人が多いと思い
ますが、実はいちばん身近な存在です。コンピュータは、パソコン
だけでなく、携帯電話やさまざまな家電製品に内蔵されて使われて
います。私たちは、内蔵されたコンピュータを意識せずに使うこと
がいちばん多いのかもしれません。

これからご紹介するロボットプログラミング教室では、この組み込み
機器の仕組みを子供たちに実感してもらうのがねらいになっています。

インターネットの仕組み(3)は、普段意識せずに使っているメールや
Webの仕組みを、プログラミングを通して体験します。これについて
は、いつか連載の中で紹介したいと思います。

プログラミング教室の内容は、来週、再来週で詳しくご紹介するとし
て、今回は楽しそうな子供たちの写真だけ先にお届けしておくことに
します。どうぞお楽しみに。

動いたロボット

次回へ続く)