PR

 大手パソコンメーカーが、2006年秋冬商戦向けのパソコンを一通り発表しました(まだ追加モデルもありそうですが...)。今回の商戦の大まかな傾向は次の3点でしょう。

(1)ノートの主戦場は「15.4型横長で15万円」
(2)デスクトップは地デジが標準
(3)Blu-rayもHD DVDもまだ来ない

 15.4型横長液晶を搭載した低価格ノートは東芝のdynabook AXシリーズが代表的な存在でしたが、8月にNECがLaVie Lベーシックタイプで参入して、秋冬モデルで富士通がBIBLO NFシリーズを投入してきました。ソニーのVAIO type Fシリーズも含めて、これから年末に向け激烈な競争が起こりそうです。

 デスクトップでは、すでにテレビ機能がほとんどの機種に搭載されていますが、いよいよ売れ筋の機種の多くが地上デジタルに対応するようになってきました。特に、BSデジタルと110度CSデジタル機能を省き、価格を下げて買いやすくした機種が増えています。この調子なら、テレビよりも一足早くアナログモデルがなくなる日がくるのかもしれません。

 NECがBlu-ray Discドライブを搭載した新機種を投入しましたが、次世代DVDが搭載されるのはハイエンドモデルの一部だけという状況は変わらないままです。あるメーカー関係者によると、「現状で、次世代DVDドライブの納入価格は、スーパーマルチに比べると、10倍に近いぐらい高価」とのこと。Blu-rayやHD DVDの市販コンテンツは、CPUやグラフィックス性能がかなり高くないときれいに再生できません。これらのことも考えると、次世代DVDが売れ筋のパソコンまで幅広く搭載されるのはまだ先になりそうです。

 次の商戦で登場するパソコンは、OSがWindows Vistaになり、Office 2007が搭載されるはず。慣れ親しんだWindows XPを搭載するパソコンをこの時期に購入するのは、意外といい選択かもしれません。