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 「残暑厳しき折--」なんて短文登録がメモリーの無駄に思える今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。今年は梅雨が長く、短い夏を惜しむよりも、野菜の値段が気になってしまうところですが、そうは言っても暑い日は暑かった。特に都内の都市気候は「絶対、体によくない」としか思えない暑さ。夜になっても涼しくならず、家に帰るのもおっくうな日もあったりして。

 筆者の今夏の事件と言えば、暑さよりも、むしろ我が家のDVDプレイヤーが引き起こした珍事。DVDプレイヤーが挙動不審というには、あまりに怪しい動作をするようになったのが、個人的には最大の事件でした。何と言っても今年はワールドカップイヤー。たった2カ月前までは、世界中のお茶の間がジダンの頭突きで持ちきりだったわけです。

なので、そろそろ何かあってもおかしかない。でも、買い換えるにはちょっと早い。しかも、DVD-RAMメディアへの書き込みは、失敗するときもあれば、うまくいくときもある。できる限りいろいろ試しましたが、残念ながら再現性は見つからない。

 どういう症状なのかというと、

【パターン1】DVD-RAMメディアを挿入すると、いつもより長くガッコンガッコン読み込んだ後、「書き込みできないディスクが挿入されました。もしくはレンズが汚れています」といったメッセージが出て、DVD-RAMメディアと認識してくれない(すでに記録した映像の再生はできる)

【パターン2】ムーブがある程度進んだところ(ほとんど100%のことが多い)で、突然「書き込みできなくなりました。レンズが汚れている可能性があります」と出て、ムーブがキャンセルされる。

に分けられます。ほとんどはパターン1。でも、ショックが大きいのはパターン2。7月上旬に症状が顕著に出るようになって以来、DVD-RAMを認識できる割合が減ってきていただけに、「やった、認識できる!」と急いでムーブをしてみて、最後の最後で「レンズが汚れてる」と言われると、ガックリ度も対数グラフのような右肩上がり。

 そりゃもう、すぐにDVDプレイヤーのピックアップ用レンズクリーナーを買いに走りました。もちろん、違うブランドのDVD-RAMメディアも試しました。でも、現象はほとんど改善されません。まず、メディアを変えてもまったく変化なし。ダメなときはダメ。レンズクリーナーはちょっと効果がありました。レンズを掃除した直後はけっこううまくいく。でも、8月に入ったころから、この作戦も効果ががた落ちに。レンズクリーナーをかけては「認識できません」の繰り返し。

 何だか、ピックアップのレンズを掃除してるんだか、ブラシでこすって傷つけてるんだか分からなくなってきた筆者が肩を落とすかたわらで息子がポツリ。

「このハードディスクプレイヤー(ウチではこう呼んでます)、すごく熱くなるよね」

 息子よ、いまムチャクチャいいこと言わなかったか? 今、父ちゃんの頭の上で電球が光らなかったか?

 熱いんだったら冷やすべし。さっそく小型扇風機を、扉を開け放したオーディオラックの前に置きます。仰角を調整し、風向きをDVDプレイヤーに合わせたのち、5分程度、DVDプレイヤーに向けて斉射。そして、おそるおそるDVD-RAMメディアを挿入したところ--。

 オッケェェーーイっ! 何の問題もなく認識され、書き込めるじゃない! いやいや、これはたまたまかもしれません。しばらく使い続けてから、別のメディアを試してみても、やっぱり大丈夫。それ以降、快調に動作しておりますよ、我が家のDVDプレイヤーは。

 空気がこもりやすいラックなのは確かです。DVDプレイヤーの直上にある棚板が妙に近くなってしまったのも気になってはいました。熱対策という点では条件の悪い使い方だとは思います。でも、今までは何ともなかったので--。

 おそらくギリギリのところで動作不良を起こさずに踏みとどまっていたウチのDVDプレイヤーは、経年変化と夏の暑さのせいで、熱暴走してしまったのではないかと。一時は買い換えとか、サポートに持ち込んでドライブ積み替えを覚悟していたので、扇風機1台で解決できたのは大変喜ばしいことでした。

 同じような症状でお悩みの方、ぜひ扇風機作戦をお試しあれ!

 と、この欄でお伝えしようと思っていたのですが、折悪しく、すっかり涼しくなってしまいました。この間の悪さ、子供のころから変わらないなあ、ぐすん。