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先日、デジタルビデオカメラを買い替えました。購入したのは、2006年9月に登場したキヤノンのハイビジョンカメラ「iVIS HV10」(関連記事)です。高画質もさることながら、手のひらサイズに収めた点、手持ちのDVテープ資産がそのまま使える点で決断しました。

 一部の製品比較サイトを見ると、画質については賛否両論。私見を言わせてもらえれば、十分にきれいです。従来のDVとは画面から得られる情報量が圧倒的に違います。小型サイズのためか長い時間使っていると結構熱くなる、マイクから入る音声の質がいまひとつなのにマイク端子が備わっていない、など多少不満な点もありますが、おおむね満足する買い物でした。

 ところで、今回の製品選びの際に迷ったのがカメラの記録媒体です。現在、市場にはDVテープのほか、8cmDVDやハードディスク(HDD)を使ったタイプがあります。

 8cmDVDの利点は、DVDプレーヤーですぐ再生できること。いちいちカメラをテレビに接続したり、パソコンに取り込んだりしなくても済むのは便利です。

 HDDタイプは、何といっても容量が大きいこと。10月10日に登場するソニーの「HDR-SR1」ではハイビジョン画質で最大4時間も録画可能です。両者ともランダムアクセスが可能な記録媒体なので、撮ったその場で場面を入れ替えたり、不要な場面を削除したりといったことができます。シーケンシャルアクセスのDVテープにはできない芸当です。

 どちらも魅力的だったのですが、DVDタイプは録画時間が短い点(片面1層メディアだと高画質モードで最大15分)、HDDは耐衝撃性が他のメディアより劣る点など、総合的に判断して結局DVテープを選びました。どんなに便利とはいえ、一生残す記録なのですから、できるだけ多くのシーンを安心して録画したいですよね。

 個人的には、まだ発売されていませんが、メモリーカードタイプのハイビジョンモデルに期待しています。メモリーカードの不安要素となる録画時間については、2006年1月にアナウンスがあったSDメモリーカードの上位規格「SDHCメモリーカード」で最大32GBに対応。これなら、ハイビジョン映像を数時間録画することも可能です。衝撃に強く小型な点も、メモリーカードに期待を寄せる理由の一つです。非常に高い大容量メモリーカードの価格も、普及が進めば解消していくでしょう。

 けれども仮に欲しい製品が登場しても、私の場合、家内への説得が最大の障壁になります。今回のiVIS HV10の購入も「いいの買っておけば、これから先10年は使えるよ」と説得しました。せめて5年くらいに抑えておけばよかったと、今になって少し後悔しています。