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 Word 2007のリボンには、標準で7つのタブが表示されている。このほか、作業の状況によって現れるタブは、数えてみたところ20近くあった。これらを順番に操作していると、これまで気付かなかった機能を見つけることもあり、なかなか面白い。

 今回から2回に渡って、各タブの役割を確認し、便利な機能をピックアップしてみよう。リボンのデザインや構成は、ベータプログラムがテクニカルリフレッシュ(TR版)になって少し変更された。そのあたりの変化もレポートする。

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図1 標準で表示されるタブは7つ。ウインドウの幅を狭くすると、タブ内のボタンが小さくなったり、アイコン表示だけになったりする

「ホーム」タブ:「編集」ボタンに思わぬ機能が

 「ホーム」タブは、編集やスタイル設定を行う場所。TR版ではボタンの並びがスッキリし、一部英語だった表記が日本語に直された。右端の「編集」ボタンは、一瞬何の機能か分からないが、中味は「検索」と「置換」。さらに「選択」には、テキストやオブジェクトを選択するコマンドが並ぶ。

 以前にも書いたが、「オブジェクトの選択」がこのような奥まった場所にあるのは不便だ。複数のオブジェクトを囲んで選択する際に、いちいち「ホーム」タブに切り替え、さらにメニューを開くのはかなり面倒。各オブジェクトを操作するタブにも、表示すべきではないだろうか。

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図2 「ホーム」タブ。「編集」ボタンの「選択」には、オブジェクトや文字列を選択するコマンドがある。「類似した書式の文字列を選択」もここに表示される

「挿入」タブ:ブログの投稿時にも表示される

 表やオブジェクト、文書パーツなどを挿入するのが「挿入」タブ。「空白ページ」や「ページ区切り」など、編集に重宝な挿入ボタンも用意されている。TR版では、以前左端にあった「図形」ボタンが「図」カテゴリにまとめられた。

 「記号と特殊文字」には、最近使った記号がプルダウンメニューに表示されるため、よく使う記号を簡単に入力できる。また「ドロップギャップ」もメニューに種類が表示され、選びやすい。ダイアログボックスを極力出さない設計が、スマートな操作を可能にしている。

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図3 「挿入」タブ。「記号と特殊文字」のメニューには、最近使った記号などが表示される

 「挿入」タブはもう1つあり、ブログ投稿を行う際に「ブログの投稿」タブと共に表示される。通常の「挿入」タブよりコマンドが少なく、ブログにアップロードできるアイテムが明快だ。頻繁に使う「ハイパーリンク」ボタンも大きく表示されている。

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図4 ブログ投稿のモードで表示される「挿入」タブ。利用できるアイテムだけが表示される

 「ブログの投稿」タブのレイアウトも、TR版でずいぶん分かりやすくなった。特に「ブログ」カテゴリが大きくなり、選びやすい。前のベータ版では、ブログ投稿の際に画像がうまくアップロードできなかったが、いずれTR版で再挑戦し、結果を報告したい。

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図5 「ブログの投稿」タブ。TR版で「発行」や「アカウントの管理」ボタンが目立つようになった