WinPC Labs
目次
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コントラスト比、視野角、応答速度
液晶ディスプレイのスペックについて知る液晶
今回は液晶ディスプレイのコントラスト、視野角、応答速度について説明する。コントラスト比(以下CR)は一般に、「暗室コントラスト」を指す。すなわち、周囲に外光が無い(外光による表面反射が無い)場合の、全画面黒表示の黒レベルの輝度と、全画面白表示の白レベルの輝度の比だ。
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パネル、メイン基板、インバーター基板…
液晶ディスプレイの全体像をつかむ液晶
今回から6回にわたって、PCの“顔”ともいうべき液晶ディスプレイについて解説する。液晶ディスプレイの構造、ディスプレイの仕様に関する定義と測定方法、LCDパネルの種類と最新技術、機能や性能に関する技術的な説明、DDC/CI(DisplayData Channel/Command Interface…
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熱伝導材の役割を知り、
正しい使い方を理解する冷却
PCの高性能化、高機能化、小型化に伴い、CPUやチップセットなどから発生する熱をいかに効果的に逃がすかが課題となっている。放熱材料(Thermal Interface Material、TIM)はCPUなどの発熱体とヒートシンクの間に置かれ、発生した熱を効果的に冷却システム(ヒートシンクなど)に伝…
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液冷システムを構成する部品から
空冷との違いを理解する冷却
一般的な空冷CPUクーラーは、ファンモーターとヒートシンクで構成する。冷却性能の向上には、ヒートシンクの表面積を増やし、熱伝導の高い材質を使用し、そして高風量のファンを使う必要がある。
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PCの静音化にも役に立つ、
冷却と騒音の指標を理解する冷却
前回は「熱抵抗」「熱伝導率」「風量」といったCPUクーラーの冷却に関する各種指標を解説した。今回は、騒音に関する指標も含めて説明する。
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熱抵抗とは何?
冷却の各種指標を理解する冷却
最近のCPUは最大発熱量が100Wの大台を超えるようになり、CPUクーラーの重要性が従来にも増して高まっている。CPUクーラーを選定する際、カタログや製品パッケージに記載されている仕様・指標(図1)が何を意味しているのかを理解した上で購入することが重要だ。
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プリンターや高機能リモコンも実現可能、
7種類といっそう多様になる接続形態ホームネットワーク
今回は、DLNAガイドライン2006年3月拡張版で追加された「System Usage」の詳細を解説する。System Usageとは、サーバーやプレーヤーといったデバイスの組み合わせで実現する接続形態を指す。
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DLNAガイドライン2006年3月拡張版、
仕様を多数追加して利用形態を拡張ホームネットワーク
DLNA(Digital Living Network Allian ce)は、現在の「DLNAガイドラインv1.0」を2004年6月に発行した。2006年3月、その拡張バージョンとして、DLNAガイドライン2006年3月拡張版(原文ではexpanded:March 2006)がリリースされた。
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増えてきたAV家電でのDLNA対応、
仕様と接続性を外部機関がテストホームネットワーク
2005年10月に幕張メッセで開催されたCEATECで、DLNA(Digital Living Network Alliance)は「DLNAロゴ認証プログラム」を発表し、同時に11台のDLNAロゴ認証取得済み製品を展示した。その当時のDLNAロゴ製品のほとんどは、実はロゴ認証試験で標準機として使…
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PCのアプリケーションをテレビで使う
Media Center Extenderの仕組みホームネットワーク
今回は、Microsoftの「Windows Media Center」と「Media Center Extender」(以下MCX)によるホームネットワークを取り上げる。Windows Media Centerは、Windows XP Media Center Edition(以下MCE)に含ま…
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配信サービスと携帯プレーヤーをつなぐ
MicrosoftのPlaysForSureホームネットワーク
今回から2回に分けて、Microsoftが描くデジタルコンテンツの流通と楽しみ方、ホームネットワークへの取り組みを取り上げる。今回紹介するのは「PlaysForSure(プレイズ・フォー・シュア)」の展開だ。
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大量のコンテンツを効率良く楽しむ、
メタデータの現在と将来への期待ホームネットワーク
今回は「メタデータ」について解説する。コンテンツそのものを表現するデジタルデータ(例えばMPEG-2形式のデータ)に対して、コンテンツが何であるかを示す情報をメタデータと呼ぶ(図1)。
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認証や暗号化方式の強化により、
より厳密な運用にしたDTCP-IPホームネットワーク
今回も前回に続いて、DTCP(Digital Trans mission Content Protection)とDTCP-IP(Digital Transmission Content Protection over IP network)、そして両規格の違いについて解説する。
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認証と暗号化でコンテンツを
セキュアに伝送するDTCPの基礎ホームネットワーク
ホームネットワークで注目を浴びつつある技術が「DTCP/IP(Digital Transmission Content Protection over IP network)」だ。今回と次回はDTCP/IPについて解説する。今回はまず、DTCP/IPのベースとなっている「DTCP(Digital …
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プッシュ型のコンテンツ配信で
ホームネットワークの可能性が広がるホームネットワーク
今回は現状のDLNAガイドラインv1.0から少し離れた話題を取り上げる。UPnP/UPnP AV規格では既に定義されているものの、実際にはなかなか製品化されてこない「Media Ren derer Device (MRD)」と、それを利用したプッシュ型の接続形態について解説する。
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DLNAガイドラインへの対応状況、
製品増加の一方で相互接続の問題もホームネットワーク
PCと家電をつなぐホームネットワークのカギとなる規格としての「DLNA」(Digital Living Network Alliance)が注目を集めている。ここでは、その実装の結果であるホームネットワーク製品に焦点を当て、現状の問題点と今後の展開について考えてみよう。
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著作権を保護したコンテンツは
機器認証と伝送路の暗号化で対応ホームネットワーク
現在のDLNAガイドラインでは、著作権保護のないコンテンツしか扱えない。詳細は後述するが、ホームネットワークで配信する「オーディオ」「ビデオ」「イメージ」のうち、多くの人にとってはイメージ以外の入手先のほとんどは商業ベースのコンテンツだろう。
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必須メディアフォーマットの定義と
トランスコーディングで接続性を確保ホームネットワーク
前回までで、コンテンツ再生におけるDMS(Digital Media Server)とDMP(Digital Media Player)間の一連の流れを説明した。今回は、コンテンツデータの形式と、機器の相互接続性を支えている「トランスコーディング」について解説する。
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HTTPベースの早送りや巻き戻し操作、
機器の能力に合わせて複数の方法を用意ホームネットワーク
DLNAガイドラインv1.0では、コンテンツのストリーム伝送にHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を使うことは既に述べた。ただ、早送りや巻き戻し、指定時刻へのジャンプといった、AV機器なら当たり前の操作を実現するには工夫が必要になる。
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テキストデータでコンテンツ情報を取得、
多様な機器に対応する「マルチres」ホームネットワーク
前回は、「デバイスディスカバリー」によってLAN上のDMP(Digital Media Player)とDMS(Digital Media Server)がお互いを認識し合うところまでを解説した。今回はコンテンツを選択する「メディアマネジメントとコントロール」に話を進めよう。