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 実効速度で100Mbps以上を目指す高速無線LAN規格。5GHz帯を使うIEEE802.11aをベースに、IEEE(米国電気電子技術者協会)がタスクグループを発足させて仕様の標準化作業を行っている。正式規格は2007年の後半に策定される見通し。2006年1月に初期の草案(ドラフト)が固まり、現在は通信方法の詳細についてIEEE内で議論が進められている。

 通信方法によって65M~600Mbpsの通信速度を定めている。600Mbpsの通信は技術的に難易度が高いため、当初は300Mbpsの製品が登場する予定。300Mbpsでは、通信に利用する電波の周波数の幅を従来の2倍(40MHz幅)に広げることで実現する。ただし、国内では40MHz幅を使う無線LAN通信は認可されていないため(2006年夏時点)、日本向け製品ではこれまで通り20MHz幅で速度は最大150Mbpsになる。複数本のアンテナを使って通信するMIMO技術も、11n方式に含まれている。