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 米マイクロソフトがWindows XPの後継として発売するクライアント向けWindows。一般ユーザー向けは2007年初頭から、企業向けのボリュームライセンスは2006年11月から販売する予定。

 開発コード名はLonghorn。2005年7月22日にWindows Vistaという正式名称が発表された。「Vista」はイタリア語で「光景」の意味。英語でも「眺望、展望」といった意味がある。

 従来のWindowsのWin32 APIの後継として、.NET Framework 3.0を搭載。新しい画面描画機構のWindows Presentation Foundation(開発コード名Avalon)や、新しいプログラム間通信機構のWindows Communication Foundation(開発コード名Indigo)が追加される。

 当初Windows Vistaには、.NET Framework 3.0の一部として、同社のリレーショナルデータベース技術を利用した新しいファイルシステムWinFSが搭載されるはずだったが、マイクロソフトは2004年8月、初期出荷版での搭載は見送ると発表した。さらに2006年6月には、WinFSの単独製品化が中止されることが明らかになった。

 また、マイクロソフトは2003年当時、Windows Vista(当時はLonghornと呼んでいた)で、セキュリティチップを使った不正操作防止の機能を採用する計画を発表。こうしたセキュリティを備えたWindows環境をNGSCB(next-generation secure computing base)と名付けた。しかし、同社は2005年5月、Windows VistaではNGSCBで採用するはずだった機能の一部を搭載するにとどまることを明らかにし、その後BitLocker Drive Encryptionと名付けた。