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 データごとに内容にふさわしいキーワード(タグ)を付けることで、データの整理や検索を容易にする手法。あるデータに関連性が高いと思われる単語をタグとして適切に設定しておけば、それを手掛かりにすることで精度の高い検索が可能になる。また、このようなタグをインターネット上で共有することをソーシャルタギングと呼ぶ。

 Googleなどの検索エンジンでは、Webページの本文に含まれる単語を頼りに全文検索を行い、目当てのWebページを探す。全文検索では探しているテーマと関係のないWebページが、たまたま含まれていた単語のせいでヒットすることが珍しくない。

 タギングでは、全文検索で見つからないWebページにたどり着ける可能性がある。全文検索では本文に含まれない単語は検索対象にならないが、タギングなら、本文に含まれないが「重要である」「関連がある」と思う単語を自由に付けられるからだ。画像のように本体に文字を含まないデータでも、タグを付ければキーワード検索が可能だ。

 インターネット上で複数のユーザーがそれぞれタグを付け、互いに共有すれば、タグの種類が増えてさらに検索が容易になる。このユーザーによる情報整理の手法はフォークソノミー(folksonomy)と呼ばれる。人々(folk)と分類法(taxonomy)を掛け合わせた造語だ。

 日本で公開されているタグを使ったサービスとしては、はてなのソーシャルブックマークサービス「はてなブックマーク」、ライブドアの写真共有サービス、ECナビラボの書籍情報共有サービス、テクノラティジャパンのブログ検索サービスなどがある。また、サイボウズが公開したRSSリーダー「Feedpath」では、各RSSフィードに付けられたタグをユーザー間で共有できる。