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 本特集で取り上げたビジネスに利用できる秀逸ソフトの数々。これらをいざ購入しようとした場合、どのように買うのがよいのか。「販売店でパッケージを購入」という道しか知らないのはもったいない。「賢いソフトの購入方法」をしっかり頭に入れておこう。

 「ソフトウエアを購入する」と言ったとき、多くの人が想像するのはパッケージ購入かダウンロードによる購入だろう。個人で購入する場合は主にこの2つだが、企業で購入する場合、購入方法の選択肢がもう一つ増える。それがライセンス購入だ。

 ライセンス購入とは、ソフトを使う「権利」のみを購入すること。企業でまとまった数のソフトを購入するならライセンス購入がお得だ。下の表に示したように、ライセンス購入には価格の安さに加え、さまざまな利点がある。

パッケージより平均2割安い

 ライセンス購入は、パッケージの製品と比べて、平均して2割程度安い。複数ライセンスの購入を条件としているメーカーもあるが、最低購入本数はそう多くないので、規模の小さい企業や課などのユニット単位でも購入できる。マイクロソフトの製品であれば5ライセンスから、ジャストシステムの製品であれば1ライセンスからの購入が可能だ。マイクロソフトの場合、2台以上のパソコンに導入することが条件となる。ただ、5ライセンスといっても、同じ種類の製品を購入する必要はない。2台のパソコンに対して、Officeを2つ、Visio 2003を2つ、Project 2003を1つ、といった購入が可能だ。

 ライセンス購入は管理の面でもメリットがある。各部署や各社員がばらばらにパッケージソフトを購入していると、会社が所有するソフトの状況を正確に把握するのは困難だ。使っていないソフトがあるのに、別の部署で新しいパッケージを購入するといった無駄も生じてしまう。通常、ライセンスを購入すると、インストール用のCD-ROM1枚とともに、製品名や本数などの内容を記したライセンス証書が手元に残る。管理担当者は、ライセンス証書を確認するだけで、会社が所有するソフトの状況を把握できる。マイクロソフトなどは、ライセンス証書を紙では発行せず、Web上で内容を閲覧できるようにしている。

 インストール用のCD-ROMは、基本は1枚。マニュアルは、付属しない場合や1冊だけ付属する場合などがある。CD-ROM、マニュアルともに必要な分だけ追加購入が可能で、価格は2000円~3000円程度だ。

 ライセンスで購入した場合、一般に、契約期間内であれば追加購入は1つから可能だ。マイクロソフトが提供するライセンスプログラム「Open License」では、「ソフトウエアアシュアランス」というオプションを用意。通常のライセンス契約の1.5倍ほどの料金で、最長2年間のアップグレード保証や旧バージョンの使用などの特典が受けられる。例えば、Visio 2003のライセンスを購入すれば、Visio 2000などの旧バージョンや英語版などの各国語バージョンも利用できる。