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 2層式の記録型DVDメディア「DVD+R DL」が店頭に並んだのが2004年6月。それから半年以上が経過した2005年2月、ようやくDVD-Rにも2層記録メディアが登場した。2種類の2層記録規格を比較しながら、記録方式の違いについて説明する。

 DVD+R DLとDVD-R DLは、メディアの物理構造に大きな違いはなく、どちらも2つの記録層を重ねたものだ。記録方法は「オポジットトラックパス」を採用し、レンズに近いレイヤー0(1層目)はメディア内周から外周方向へ、レイヤー1(2層目)は反対にメディア外周から内周方向へと折り返すように記録する。ハードウエアはほぼ共通していると言えるが、メディアへ記録する手順など、論理的な面が違っている(図1)。

 規格を問わずすべてのDVDにはコントロールデータ領域がある。DVD-ROMドライブやDVDプレーヤーなどの再生専用機はこの領域を最初に読んで、ディスクの種別やデータ容量、2層ディスクであれば層の切り替え位置などを認識する。