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 光ディスクは更なる大容量化へと突き進んでいる。研究所レベルでは光ディスクの大容量化を実現する様々な技術が研究されており、その中でも実用化に近づいている方法が3つある。

 1つは、レーザースポットをさらに小さくし、記録密度を高めて記録容量を増やす技術。2つ目は、記録層を何層にも重ねることで容量を増やす多層化技術、そして最後はディスクを面ではなく厚み方向にも利用し、3次元的に情報を記録する技術だ。

 レーザースポットを小さくする方法は、光の波長を短くすることで実現できる。この方法は、CDから始まりDVD、次世代DVDの「Blu-ray Disc」や「HD DVD」で大容量化を実現するのに利用してきた。まだまだレーザー光の波長は短くなるだろうが、次世代DVDで利用する青色レーザーの開発が難しかったのを考えると、今後はさらに苦労しそうだ。そこで、大容量化への近道と目されているのが2つ目の多層化技術だ。

1枚に最大100層まで重ねて
電気で記録層を切り替える

 多層化技術はDVD から利用されている。DVDでは片面2層メディアの実現で、4.7GBの容量を8.5GBまで増やすことに成功した。さらに次世代DVD規格においては既に4層までが実用レベルまで来ている。しかし、多層化には難しい課題がある。