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 いつものことだが、それは一瞬にして起こった。

 私のサイトを購読する気になり、クレジットカードで支払うつもりなら、妻のロバータのWebサイトでそれができる。私の一番下の息子のリチャードの結婚式のためにサンタバーバラへ行こうとした矢先に、たくさんの購読申し込みが届いた---そして彼女のWebサイトは攻撃を受けた。我々は1日に1万件の“返信”電子メールを受け取った。

 彼女は大混乱に陥った。受信ボックスはあふれかえった。彼女のEarthLinkのメールアカウントも洪水を起こした。私がジャンクメールからより分ける規則を設定するまでに、“本物”のメールを何通失ったか、もうわからない。

 後で、これは本物のDoS攻撃ではなかったことが判明したが、そのように見えたし、同じくらいの被害があった。何が起こったかと言うと、誰かが彼女のドメインにランダムなユーザー名を偽造し、大量のスパムの返信先アドレスにしたのだった。

 その後、それらへの返信が彼女の電子メールアドレスへEarthLinkによって転送された。EarthLinkのスパムフィルターは数千件を止めたところでオーバーフローし、残りを送りつけてきたのだ。それらをダウンロードさせ、私が設定した規則を使ってニセの“返信”を拒絶させる以外に手がなかった。

 ロバータはEarthLinkに電話した。彼女の電話は2回目に、文法的には完ぺきだが理解できない英語を話す青年につながった。バンガロールにいるその青年は、何の役にも立たなかった。

 洪水は続いた。ついに彼女はもう一度電話し、今度は“Webマスター”の肩書きを持つ人につないでもらった。彼はフィリピンにいた。そしてこの時、何かが起こった。1時間もすると洪水は止み、もう起こらなかった。

 この物語の教訓は、粘り強くやれば報われる、ということだ。ただし、必死でやらなければならない。あなたのISPは、この種の問題に対処する方法を知っているはずだ。しかし、あなたが話している担当者が、その説明をISPから受けているとは限らない。

 主張し続けるべきだ。それには長い時間がかかるだろう。私は、ロバータが電話を保留状態にせざるを得なかった時間分の請求書をEarthLinkに送りつけてやりたいくらいだ。だが少なくとも我々の場合は、その問題を解決できる誰かに話すことができた。