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 最近のインクジェットプリンターでは、フチなし印刷が標準となっています。しかしフチなし印刷をすると、写真の端が切れて全部入りきらない状態で印刷されてしまいます。

 これはフチなし印刷の仕組みに関係があります。インクジェットプリンターでフチなし印刷をする場合、用紙よりも四辺を少し大き目にして印刷するようになっています。つまり用紙よりも少し大きめに画像を印刷するため、画像は少し端がきれた状態で印刷されるのです。

 用紙ぴったりに印刷しようとすると、用紙の端にきれいに印刷するために印刷時間が大幅に長くなったり、印刷精度を上げるためにコストが上がったりします。また、印刷用紙によっては、大きさには多少の誤差があります。用紙サイズぴったりに印刷してしまうと、実際の用紙の端が印刷されないこともあるので、それを防ぐ目的もあります。

 途切れてしまう範囲をなるべく小さくしたい場合には、「はみ出し量」を少なくしましょう。キヤノンやセイコーエプソンのプリンターでは、画像のはみ出し量を調整することが可能です。キヤノンのプリンターではページ設定の「ページレイアウト」欄で変更します。

 ただし、はみ出し量を小さくしすぎると端が印刷されないこともあります。これは何枚か実験して試してみるとよいでしょう。

【はみ出し量は調整できる】
キヤノンの「MP950」の印刷設定画面。フチなし印刷時に、用紙からはみ出す面積を調節できる