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 会社では1人1台になりつつあるパソコンも、家庭ではまだ家族で1台という場合も多いでしょう。1台で共有する場合、何も設定しないと、家族あてのメールが見えたり、だれかが設定を変更するとほかの人が混乱してしまうことがあります。プライバシーや管理の面から見て、好ましいとはいえないでしょう。

 Windows XPには、複数のユーザーが1台のパソコンを共有する仕組みがあります。具体的には、各ユーザーごとに「アカウント」を作成します。すると、このアカウントごとに、「マイドキュメント」やメールのデータ、デスクトップ上のファイル、お気に入り、壁紙の設定などを分けて保存できるのです。アカウントを変えてログオンすれば、「マイドキュメント」内のデータやメールのデータなどは、そのアカウントに合わせて自動的に切り替わるので、混乱することがなくなります。

 ではアカウントの設定の仕方を説明しましょう。まず、「スタート」メニューから「コントロールパネル」を選び、「ユーザーアカウント」を開きます。ここで「新しいアカウントを作成する」を選びます。

【アカウントを新しく作成する】
「スタート」メニューから「コントロールパネル」を開き、「ユーザーアカウント」を選ぶ
新しくユーザーを追加するには、開いた画面で「新しいアカウントを作成する」を選びクリック

 次に、アカウント用の名前などを入力し、最後にアカウントの種類を選びます。家族用のアカウントであれば、「制限」を選んで「アカウントの作成」ボタンを押すとよいでしょう。これで、新しくアカウントが追加されます。なお、アカウントの種類が「制限」だと、パソコンの使い勝手を大きく変えるような操作はできません。すべての操作をできるようにするには「コンピュータの管理者」を選びます。

アカウント名を入力して、最後にユーザーの種類を選ぶ。家族が使うのなら「制限」を選ぶと設定を勝手に変更できなくなる
新しくアカウントが作成され、ログイン画面に表示される。パソコンを使うときには、自分のアカウントを選択すればよい

 このままでも構いませんが、個人ごとにログオン時にパスワードを設定することも可能です。そのためには「ユーザーのログオンやログオフの方法を変更する」を選び、開いた画面で「ようこそ画面を使用する」のチェックを外します。これでパスワードなどを設定できます。

【パスワードはオプションで設定】
個人ごとのデータなどをほかの人に見られないようにするには、オプション画面で「ようこそ画面を使用する」のチェックを外し、パスワードを設定する