PR

 ハードディスク(HDD)の容量を増やすのにもっとも簡単な方法は、USB接続のHDDを増設することでしょう。パソコンのUSB端子に接続するだけでドライブとして認識されるので、すぐに使い始められます。売れ筋の250GBのHDDを搭載した製品で価格は1万円前後(2007年1月現在)です。また2.5インチや1.8インチのHDDを搭載した小型の製品もあります。小型の製品はノートパソコンと一緒に持ち運んで使うことを想定しており、USB端子から供給される電力だけで動作したり、耐衝撃性に優れたきょう体を採用する機種もあります。

【ノートや省スペース型ならUSBで外付けする】
拡大表示
USBで接続するだけなのでだれでも手軽に導入できる。2.5インチHDDを採用した製品は小型だが容量当たりの単価が高くなる

 デスクトップパソコンであれば、3.5インチのHDDを内蔵するのもよいでしょう。大きめのきょう体を採用したパソコンではHDD増設用のスペースが用意されており、そこへ組み込むことができます。しかし一体型や省スペース型のきょう体を採用した機種ではHDD増設用のスペースがないものが多く、取扱説明書を読むなどしてあらかじめスペースの有無を確認しておく必要があります。価格は320GBの製品で1万7000~2万円程度(2007年1月現在)です。

【デスクトップなら内蔵もできる】
拡大表示
増設する際にはきょう体を開けてケーブルを接続する必要がある。自信がなければUSB接続のものを使った方がよいだろう

 パソコンとHDDを接続するためのインタフェースには、大きく分けてIDE(パラレルATA)とシリアルATAの2種類があります。自分のパソコンと違うインタフェースの製品を購入すると接続できないので注意が必要です。見分け方は幅広の平たいケーブルを用いたものがIDE、細いケーブルを用いたものがシリアルATAとなります。これまでのパソコンではIDE接続のHDDを用いたものが主流でしたが、最近登場したパソコンではシリアルATAを採用した製品が増えています。

 アイ・オー・データ機器やバッファローなどの周辺機器メーカーが販売している内蔵用のHDDでは、データ移行用のソフトが付属しているので、古いHDDからWindowsやデータを移して、新しいHDDを起動ディスクとして使うことができます。

 複数台のパソコンでデータを共有するのであれば、ネットワーク経由で接続する「NAS」を使うのも便利です。NASはネットワークディスクとも呼ばれる簡易型ファイルサーバーです。USB接続や内蔵タイプのHDDに比べて、ネットワークを経由するため書き込みや読み出しの速度が遅くなりますが、デジカメのデータやテレビを録画したデータを、家族で共有するのに便利です。価格はやや高めで250GBの製品で3万円を切る程度となります。

【ネットワーク経由で増設する手も】
NASを導入すると複数台のパソコンでデータを共有できる。一部の機種では保存した動画データをネットワークプレーヤーからアクセスできる