PR

 Excelのワークシートでは、行の高さや列の幅を自由に変更できる。作成する表に合わせて行や列を調整することも多いだろう。ところが、列の幅は列全体に反映されるので、列の途中から違う幅に変えることはできない。したがって、列幅の異なる表は同じ列に作成できないことになる。企画書や会議の資料など、さまざまな表やグラフを1枚の用紙に印刷するためには、ハサミとノリを駆使する以外に方法はないのだろうか。

 方法はある。「リンク貼り付け」機能を使うのだ。まず印刷したい表をそれぞれ作成する。別のワークシートに作ってもかまわない。ここでは仮にA表、B表と呼ぼう。B表をA表の下に印刷したいときには、B表を範囲選択したら「ホーム」タブの「クリップボード」グループにある「コピー」ボタンをクリックしてデータをクリップボードにコピーする。次にアクティブセルをA表の下に移動して、「貼り付け」ボタン下の▼をクリックし、表示されるメニューから「図」→「図のリンク貼り付け」を実行する。

図1 B表を選択して「コピー」ボタンをクリックする。「Ctrl」+「C」を押してもよい
図2 貼り付け先のセルを選択したら「貼り付け」ボタンの▼をクリックして「図」→「図のリンク貼り付け」を実行する

 A表の下に表示されているB表の正体は画像。それも、元のB表とリンクされた画像だ。画像だから列幅が異なっていても関係ない。大きさや位置を自由に変更することも可能だ。また、リンクされているので、B表内の数値を変更するとただちに画像にも反映される。こうして複数の表やグラフを1カ所に集めて、そのシートを印刷すればいい。

図3 コピーした範囲が図として貼り付いた