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 循環参照とは、セルに入力した参照式が結果的に自分自身を参照している状態を言う。たとえばA1セルに「=B1」という参照式を入力する。B1セルには「=C1」と入力しよう。そしてC1セルには「=A1」と入れてみる。Enterキーを押すとエラーメッセージが表示されるはずだ。

図1 誤って循環参照を入力してしまったときに表示されるメッセージ

 A1セルは参照式に従ってB1セルの値を表示する。B1セルはC1の値を参照している。さてC1セルは「=A1」だからA1セルの値を参照することになる。A1セルは回り回って自分自身を参照していることになる。これでは、いつまでたってもセルの値を確定することができない。

 循環参照となる参照式を入力すると、通常はエラーメッセージが表示される。だが、既存の計算式を編集しているうちに、知らぬ間に循環参照を引き起こすケースもある。循環参照になると、ステータスバーに「循環参照」と表示される。

図2 循環参照しているかどうかはステータスバーに表示される

 循環参照になっているセルを見つけるには、リボンの「数式」タブをクリックしよう。「ワークシート分析」グループにある「エラーチェック」ボタン右の▼をクリックして「循環参照」をポイントすれば、循環参照しているセルのアドレスが表示される。アドレスをクリックすれば、アクティブセルをそのセルに移動することもできる。

図3 「数式」タブの「ワークシート分析」グループにある「エラーチェック」ボタン右の▼をクリックし、「循環参照」を選ぶとエラーがある循環参照しているセルが分かる