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 なにを隠そう、ワタシは意外とケチンボなのである。というか、締めるところ・ゆるめるところを分けている。家の鍵をつけている革製キーホルダーは20年前に買ったものだ。もちろん愛着もあり、気に入っているから使い続けているわけだけど。いいものを買って長く使うか、極端に安いものを買って使い捨て感覚で使うかどちらかだ。中途半端はない。日用雑貨は必ず予備を買っておき、それがなくなるまでにチラシをチェックして安くなる時期を待つ。予備がないと、使い終われば高くてもすぐに買わなければならないから、それを避けるためだ。激安になっている場合はまとめ買いする。そうかと思えば外食率は高く、おいしいお酒を飲みたいだけ飲み、おいしい肴を食べたいだけ食べる。旅行に行っても宿は安々。だが、地のものを食べさせてくれるお店の飲食代に糸目はつけない。

 前置きが長くなったが、そんなワタシにとっては、割り付け・両面印刷という2つの機能が大活躍するわけである。1月24日に公開された最新レポート「プリンタードライバーを使いこなす(3)」でも両面や割り付けを解説してたけど、ワタシなんかもっと前からバリバリ使っちゃってるもんね~。

割り付け・両面印刷で節約なのだ~

 割り付け印刷とはご存じの通り、1枚の用紙に2ページ分とか4ページ分を割り付けて印刷すること。パワーポイントのようなプレゼンテーション資料だと1ページに書かれている文字量も少なく、文字も大きいので4ページ割り付けても読めるかもしれないが、基本的にテキストは2ページが精一杯だ。なので、A4用紙を横にして左と右にA4設定の文章を2ページ分割り付けて印刷するというわけだ。

 さらに長い文章のときは両面印刷を併用する。紙を入れ直したりする必要はなく、指定するだけで自動的にやってくれるのでなんの手間もない。

 両面印刷はともかく、ソフトによっては昔から割り付け印刷してくれるものもあった。でもソフトの機能だったので、対応してないソフトではもちろんダメ。それがプリンタードライバーで出来るなら、いつでも好きなときに両面でも割り付けでも、いっぺんに両方ともというのも選び放題というわけだ。

 それぞれやり方はいたって簡単。印刷したい文章を書いたソフトで印刷ダイアログを開き、プリンタの[詳細設定]ボタンをクリックして印刷設定のダイアログを開く。そこで「割り付け」「両面印刷」にチェックを入れるだけだ。

図1 このダイアログで設定するだけ

 細かい設定もできる。2ページ割り付けの場合は左→右だけでなく、右→左と文章を流すこともできる。枠を印刷するかどうかも指定できる。あまり細かな設定は面倒なので、ワタシはいつも「割り付け」にチェックを入れるだけだ。

 両面印刷もかなり細かい設定ができるようだが、もちろん、そんなことはやらない。さらにワンクリックして詳細ダイアログを開くのが面倒だからね~。でも、最初に開いた画面で「とじる位置」は設定できるようになっている。

 とじる位置には、左・上・右の3つの選択肢がある。左と右は事実上あまり変わらない。上にすると、片面読み終わったとき、用紙の下を持ってひっくり返すとそのまま続きの文章が読める。好みは分かれるかもしれないが、ワタシは右から左にめくるより、ペロッとひっくり返す方が好きだ。長辺をめくるより、短い方をひっくり返す方が物理的にも速いはずだ。節約家というのは時間も節約して、少しでも効率的なやり方を好むのである。

締めるところ・ゆるめるところは分ける!

 そうは言っても、なんでもかんでも割り付け・両面印刷しているわけではない。校正紙がPDFで送られてきたときは、何十枚あろうがA3原寸で印刷する。A3用紙が印刷できるようになって非常にありがたく、ものすごーく重宝しているわけで、これを割り付けして縮小したのでは意味がない。もちろん両面印刷もしない。カラーだと裏に色写りして見づらいからだ。

 ではどういうときに割り付け・両面印刷を使うかというと、主に原稿を推敲するとき。ほかの人たちがどうやっているかは知らないが、ワタシは原稿などを推敲するときに印刷するタイプだ。画面上での推敲だけでは見落としてしまいがちな誤字脱字や微妙な言い回し、呼応の関係などがあるからだ。それらをもれなくチェックするために、一旦印刷して全体感を見ながら文章を読み、推敲する。メモ帳かワードパッドで印刷するすることが多いが、こういうときは割り付け・両面印刷を活用する。文字がゴシック体なので縮小しても見づらくはない。逆に全体が見渡せて通常印刷よりも確認しやすいかもしれない。

図2 これが割り付け印刷。いつもこれで推敲している

 このコラムの原稿も当然、印刷して推敲する。さすがにこのコラムは裏面までいくことはほとんどないが、印刷するときは一応割り付けと両面印刷の両方にチェックを入れている。

 この2つの機能を使うことで、4ページ分が1枚の用紙で印刷できてしまう。用紙コストがなんと4分の1になるわけだ。

 こうしてワタシは日常生活と同じく、用紙代も節約しているのである。しつこく言うが、節約一辺倒ではないので、そこんとこ、誤解なきようにヨロシク!