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『2006年12月22日』
というわけで「アイデアで特許をとろう」と鼻の穴を膨らませやる気満々。
世間はクリスマスで浮き足立っているのに、違う次元で行動しているトコだ。

この日は、福岡の発明王じゅんちゃんにいざなわれて、特許室を訪ねた。
とにかく特許をとりたい人は、ここに相談に行くべし。
博多駅近くにある、九州知的財産戦略センター、特許庁の出先機関である。
そこでは、だれでも、産業財産権について、無料で相談できるの。

まずは、特許を取るためにかかる費用が気になる。
しかしっ!!
特許をとるとなると、初期費用が20万円以上、
20年分の登録料込みで130万~140万円もかかるそうだ。
むむぅ。そんな予算はないし、投資してペイする見込みもない。
いきなりへこんだ。

しかし、特許室の方が、代案を出してくれた。
「実用新案という手もありますよ」

「そういえば、よく商品の袋に書いてあったりしますよね実用新案って。
でも、実用新案は、特許とどう違うの?」

丁寧に答えてくれた。

『特許』は、独占権が20年。費用は上記の通り。
さらに、申請して一年半から二年して審査(!)を経て、登録が認められる。

『実用新案』は、独占権が10年。
費用が、とりあえず3年分の登録料を含めて、2万600円程度、となっている。
さらに審査がないので、申請したらOK。

「特許が、すごい発明で、実用新案は簡易な発明と思われていますが、
違います。一昨年の特許法の改正で、権利は同等に近くなっているのですよ」
ともいわれる。ほほう。

2万円ちょっとで、正式な権利が認められるなら、いいじゃん。
即、方針変更。
「特許をやめて、実用新案にしますっ」

「で、まず私はどうしたらいいのでしょうか?」
「特許庁に提出する書類を書かねばなりません」
「むずかしいですか?」
「そうですねぇ。でも、弁理士に頼まれる方もいらっしゃいますよ」
「ふぅん。専門家に頼んだら、どれくらいの費用ですか?」
「案件にもよりますが、20万から50万円程度らしいです」

はぁ?20万から? 出せね~よっ!!

ちなみに、最終的にはテレビで放送する企画だが、
なんとっ!「費用は、すべて自腹でお願いします」と
プロデューサーから通達が来ていたのだった。

押し黙ったトコに、横で見守っていたじゅんちゃんが
「トコさんなら自分で書けるよ。僕も自分で書いて特許や実用新案を
何件も出してるから。教えてあげますよ」
と声をかけてくれた。

「わかりました。自分で書けばタダなら、やりますっ」
金の節約のためなら、がんばれるトコであった。

ついでに、特許室の方にトコの発明を見てもらったら
「何ですか?ほほう。おおっ、いいですね、これ。まだ発表してないんですよね?
とにかく新規性が失われてはダメですからね。いけるんじゃないかな」
といわれた。ムハハ。好感触である。
数々の発明を見てきたベテランにこういわれては、がんばるしかないわっ!

さて、次にすべきことは、今まで同じようなアイデアですでに実用新案が
出願されていないか、ということを検索せねばならない。
これがすでに存在していた場合は、出しても無駄なのよ。

設置してある、特許庁電子図書館と直結したパソコンで早速、検索をする。
登録されているデータは大正時代のものからある。
トコのアイデアのキーワードを検索してみると、246件あった。
一つ一つ調べたが、類似案件はないようだ。
とりあえず、第一関門は、突破。

さて、これから、実務に取り掛かる。
実用新案の申請書を特許庁に提出するのは、電子出願が主流である。
そのためには、特許庁に直結しているPCを使わねばならない。
その特別なPCは、特許室に併設されている発明協会支部にある。

しかし、勝手に使えるわけではない。
共同利用PC使用願いを、事前に特許庁宛に送付し、届出をせねばならない。
この許可を得るための所要日数が約2週間かかる。

無事受理されると、識別番号通知・電子情報処理組織接続確認開始通知・
及び予納台帳番号・さらに識別ラベルが届くのだ。

しかし、これからすぐに年末正月休みだ。
年明けにスムーズに申請をするためにはすませておくことが多すぎる。
綱渡りのスケジュールが始まった。

思い出しながら書いているが、われながら不慣れな書類書きをよくやれたと思う。
年明けに特許庁から
「書類に書いた暗証番号の文字が読めない」との電話でビビッたが、
あわてて、電話口で読み上げ、無事クリアーしたっけ。

タントーサトーが、
「暗証番号を口頭で聞くなんてありえないでしょ!そして言いますかねぇ」
とぶったまげていたが、お役所なんて、そんなものさ。

(もう、申請がすんだので、ビミョーに態度がでかいね)
続く。
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公式参考書は『実用新案出願の手引き』(第39版)
編集 特許庁、 発行 社団法人 発明協会。858円プラス税。

全国各地の発明協会で販売してます。
とにかくなんでも相談に行くといいですね。
地方都市では、特許室と併設されているところが多いみたい。
予約が必要な相談もあるので、事前に電話をしてみてください。
一歩を踏み出せば、アイデアがお金になるのですから。

『社団法人発明協会』
港区虎ノ門2-9-14 03-3502-5441
(類似の団体があるので、ご注意くださいね)

福岡の発明王じゅんちゃんのHP『じゅんちゃんの発明工場』
ものすごく詳しく特許や実用新案の申請方法が記載されているので、
お役立ちです。楽しい発明品もいっぱいよん!!

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タントーサトーより:
トコさん、がんばっていたんですねぇ。

特別週間とはいえ、リンクシェアの報酬の神風が吹き去ったのは寂しい限りですが。。。