PR
【なぜアップデートが必要なのか】
アップデートにはさまざまな御利益がある。プログラムのバグが修正されることで、例えばプリンターの印刷結果がきれいになる。新機能が追加されることもある。例えば無線LANの通信距離を伸ばす最新技術が使えるようになる

 アップデートとは、メーカーがWebページ上で無料配布する修正ファイルを自分のパソコンに適用すること。ご存じWindows Updateは、まさにアップデートの一つ。修正ファイルとは具体的に、修正があったファイルの差分を集めたものである。インストールすると、ハードディスク上の古いファイル群が置き換わり、最新版になる。修正ファイルは、パッチとも呼ばれる。

たくさんある御利益

 パッチを適用しなければならない理由は、プログラムには「バグ」がつきものだからだ。バグとは、プログラム上の誤りのこと。製品出荷後に見つかるバグの中には、セキュリティ上問題があったり、パソコンに不具合を起こすことのある致命的なタイプも多い。メーカーは、パッチをWebサイト上で公開することで利用者に修正を促す。

 修正ファイルにはもう一つの顔がある。機能の追加だ。これにより、今までになかった機能が使えるようになる。バグが減り最新の機能も使えるようになる――。アップデートは、パソコンを健康体に保つ心得の一つととらえた方がいいだろう。

 一口にアップデートといっても、パソコンには修正ファイルを適用すべき個所がたくさんある。これをまとめたのが下の図だ。大別すると(1)BIOS、(2)周辺機器のファームウエア、(3)周辺機器とパソコンをつなぐドライバー、(4)Windowsそのもの、(5)アプリケーション、の5つがある。

【こんなにあるアップデート対象】
拡大表示
大きく分けて5種類ある。すべてを常に最新にしておくことが、パソコンを「健康体」にするコツだ

 パソコンをとりまく環境で動くすべてのプログラムが、アップデート対象になると考えていい。使用中のパソコンメーカー、ソフトメーカー、周辺機器メーカーの各Webサイトにアクセスし、修正ファイルがないか探すことからまず始よう。「サポート」「ダウンロード」などのキーワードを手がかりにすればすぐに見つかる。一度アップデートした後も、次の修正ファイルが登場したか、時々確かめることになるので、この機会にIEのブックマークに各Webページを登録しておくとよい。

 以下では、(1)~(5)のそれぞれについて、アップデートすることの御利益と具体的な適用方法を紹介していく。