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 Wordの書類を見ながら、PowerPointでプレゼン資料を作り、必要な情報をInternet Explorerで検索するといった光景は、ビジネスシーンではよく見かける。通常はタスクバーのボタンをクリックしてアクティブウインドウを切り替えるが、ベテランは「Alt」+「Tab」というキー操作で「タスク切り替え」ダイアログを表示させて切り替える。

 「Alt」キーは押したままで「Tab」キーをヒョイヒョイと押せばダイアログのアイコン選択が順に切り替わる。目的のアイコンが選ばれた時点でキーを離せばそのタスク(ウインドウ)がアクティブになる。

図1 XPでは、「Alt」+「Tab」というキー操作を行うと「タスク切り替え」ダイアログが表示され、「Alt」キーを押しながら「Tab」キーを操作するとアイコンを順に移動する。アクティブにするタスクのアイコンが選択された時点で「Alt」キーを話すとそのウインドウがアクティブになる

 しかし、アイコンだけだと選びにくいこともある。例えば、Excelのファイルはみな同じアイコンなので見分けがつかない。その点、Aero(エアロ)と呼ばれる機能が動作するVistaはうまくできている。同じキー操作で「タスク切り替え」ダイアログを表示させると、アイコンの代わりにウインドウの縮小イメージが並ぶのだ。これは「フリップ機能」と呼ばれる。これなら同じアプリケーションで開いているファイルもちゃんと区別できる。

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図2 Vista場合も「Alt」+「Tab」で「タスク切り替え」ダイアログが表示される。Aero機能が動作するVistaの場合、表示されるのはアイコンではなくウインドウの縮小イメージだ(Aero機能が動作しないと通常のアイコン)。これなら、同じアプリケーションで開いたファイルも区別が付く

 Aeroだとタスクバーのボタンも意外と使える。そっとボタンの上にマウスカーソルを重ねるとボタンの上にウインドウイメージがポップアップする。

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図3 タスクバーのボタンにマウスカーソルを重ねるとウインドウイメージがポップアップ表示される

 同じアプリケーションのボタンがタスクバー上に数多く並ぶと、Vistaの場合もボタンがグループ化してしまう。グループ化したボタンの上にマウスカーソルを重ねるとウインドウイメージが重なって表示される。このような時は、グループ化したボタンをクリックしよう。ウインドウタイトルが並んで表示されるので、それぞれの上にマウスカーソルを置けば各々の縮小イメージが表示される。

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図4 同種のアプリケーションのボタンがグループ化すると、ウインドウイメージも重なってしまう。だがボタンをクリックすれば、ウインドウタイトルがリストアップされる。ウインドウタイトルにマウスカーソルをおけばそのウインドウの縮小イメージがポップアップ表示される

 さらにAeroなら「フリップ3D機能」でタスクを切り替えることも可能だ。「Windows」キーを押しながら「Tab」キーを押せば、開いているウインドウが3D表示され、「Tab」キーをヒョイヒョイと押せばウインドウが奥から手前に順番に移動する。一番手前に来たときにキーから手を離せばそのウインドウがアクティブになって最前面に表示される。

 一人で書類を作っているときにも便利な機能だが、PowerPointでプレゼンしているときにこの方法でウインドウに切り替えるとスマートだ。

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図5 「Windows」キーを押しながら「Tab」キーを押せば、Vistaの売りの一つであるウインドウの3D表示が利用できる。PowerPointでプレゼンしているときにウインドウの3D表示で切り替えるとスマートだ

 実は、この機能はボタンとして用意されている。スタートボタンの横にあるボタンがそれだ。Windowsボタンをずっと押しながらウインドウを選択するのが嫌な場合、このボタンを利用しよう。「Enter」キーでアクティブウインドウを確定できる。
 

図6 ウインドウの3D表示は、「Windows」+「Tab」キー以外にも、画面左下の専用ボタンで利用できる

 なお、このボタンが表示されていないときは、タスクバーの何もないところを右クリックして「プロパティ」を選び、「タスクバー」タブの「クイック起動を表示する」にチェックを入れよう。

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図7 「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」ダイアログの「タスクバー」タブの「クイック起動を表示する」にチェックを入れる。「クイック起動」バーの「ウインドウを切り替える」ボタンをクリックする。この場合は「Enter」キーで決定する


* Aero機能はWindows VistaのHome Basic版にはありません。また、Aero機能を持つVistaでもハードウエアが対応していないと利用できません