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【メーカー工場で検査と修理】
東京・芝浦にある日本IBMテクニカル・ソリューションの修理工場。基本的には、パソコンごとに一人のエンジニアが付きっきりで修理する

 パソコンが故障した――そう思ってメーカーのサポートに電話をする時には、まずは落ち着いて、以下の4点について説明できるようにしたい。「いつ起こったのか」「何をしてから起こったのか」「どういうタイミングで起こるのか」「どういうエラーメッセージが出るのか」だ。

 専門のエンジニアなら、こうした情報を聞けば、システム不調かハード故障かの切り分けができることが多いからだ。「ハード故障だと思って引き取ったが、システム不調だったというケースはわずか数%程度」(NECパーソナルプロダクツ)だと言う。

【自分でハード診断できるパソコンも】
日本ビクターのモバイルノート「InterLink MPXP741」は、Windowsとは別環境で、CPUやメモリーなどを検査できるツールを搭載する

 ただ、「いろいろな症状が出て原因を特定しにくいのはメモリーの不具合」(ハード診断ツールの開発・販売を手掛けるウルトラエックスの服部達也社長)の場合も。こんな時も役立つように、CPUやメモリーなどの診断ができるツールをあらかじめ組み込んだパソコンもある。

 いざ、メーカーに修理に出すことになった場合は、パソコンがまだ起動する状態なら、必ず大事なデータのバックアップを取る。「修理」といっても、パソコンの場合、ハードディスクも含めて「部品の交換がほとんど」(日本IBMテクニカル・ソリューション)だ。

 パソコンの利用環境にも気を付けよう。「食料品店などで使われているパソコンの修理依頼を受けて中を開けてみると、小さなゴキブリがたくさん入っていて基盤がショートしていた」(日本IBMテクニカル・ソリューション)という話もある。「せっかく修理から戻ってもまた故障」では話にならない。