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 韓国では人前でベトベトいちゃいちゃするカップルを「ダクサル」という。ダクサルは鳥肌という意味で、日本と同じくぞっとして鳥肌が立つ、というか見たくないという心情をこめて使う。韓国では初めて出会った日から100日目、200日目、300日目、1年目、1000日目、バレンタイン、クリスマス、誕生日、その他にも「何々をしてから何日目」を祝ったりする。ダクサルカップルほど派手なイベント好きでお互いを拘束することこそが愛情と思うから携帯電話位置情報を教えあうサービスにもよく加入する。

一度同意がとれていればいつでも居場所をチェック可能

 韓国の移動通信キャリアも色んな種類の位置追跡サービスを始めている。LGテレコムは「恋人安心サービス」という名前からしてダクサルなサービスを提供している。恋人の携帯電話番号を登録すると、1時間、2時間、3時間単位で毎15分ごとにショートメッセージサービス(SMS)で相手の位置を知らせてくれる。また自分の位置を相手に知らせたい時も、相手の番号を登録すれば、15分ごとに登録した相手にSMSで自分の位置を送信できる。

 このサービスを利用するためにはまず位置追跡したい相手に位置追跡同意要請メッセージを送信し、相手が同意してから番号を登録できる。一度登録されれば、次からは同意がなくても登録リストからユーザーを選択して自動で位置を把握できる。登録人数の制限はない。

 SKテレコムの「安心お知らせサービス」を利用すれば、家族、恋人、友達に自分の現在位置、目的地、交通手段などを一定時間送信し、無事目的地までたどり着けたのかを教えてくれる。登録されたユーザーが登録された地域から離脱した場合も知らせてくれる。KTFの「安心帰宅サービス」は恋人向けというよりも学校に通う子供がいる家庭向け。位置追跡1件当たり50ウォン(約7円)とお手頃な料金で利用できるサービスで、子供が登校または下校する時間帯に今どこを移動しているのか位置をSMSで親に知らせてくれる。

 いずれも、このような位置追跡サービスは韓国では家族向けを中心に人気が高いサービスだが、問題は追跡される側のプライバシーだ。